| トップページ > タベモノ > 飲食店の資格とは?? | ||||
飲食店の資格とは??
少し前の事、ちょっと入るのに躊躇した飲食店がありました。
躊躇するからにはいくつか理由があったわけなんですが、
ためしにあげてみると、
それは商店街より住宅地に寄ったところにあるという点。
そして、明らかにふつうの新築二階建て住宅を改造した、
いかにもふつうの家の一階が店舗だという点。
そして、新規開店で店が「新し過ぎる」という点。
これって、ケースバイケースで、
かならずしもダメな店というわけじゃないんだけれど、
それなりにクセがあることは多いと思うんだよね。
まず、飲食店ではあるんだけれど、
おかしな立地にあるというのはよほど名がある料理人がやっているか、
道楽でやっていて採算はいいやというかのどちらかだから。
そして、店の二階に住まっているというのはいくらもありますが、
あきらかに店舗の造作の二階が住居なのと、
家を改造してある趣きのところが店舗では、
過去の経験上、意味合いがかなり違ってくるようです。
乱暴な言い方をしてしまえば、
趣味の延長での店ごっこにつきあわせるなよ!とでも言いましょうか。
さらに不安要素は、新しくて経験不足が予想されることと、
味が安定しているか微妙なところ。
私自身、料理をしますから、
下手な店程度のものが作れるのは、
何人かの友人が実際に知っていると思いますが、
その料理でそのまま飲食店がはれるかと言えば、
そうではないと思っています。
そこには料理以外のサービスの気づかいの実務経験、
店の空間・環境の維持への心づかい、
そうしたものが必要で、私には欠けていると思いますので。
だって飲食店で働いた事は一度もありませんから(笑)。
そんなわけで昼の開店時間があと数分にせまった店の前で、
マイナス面とプラス面で悩んでおりました。
マイナス面はもう書いた通りなので、
プラス面は黒板のメニューのセンスが良かったことと、魅力的な字。
どうしようかと悩んでいたらカップルが後ろから来て、
店に入って行きました。
会話が漏れ聞こえたところによれば、
男性のほうが一度来て美味しかったという話なので、
これはGOしかなかろうとボウケンをしてみることにしました。
店の様子が外からも見えたので、
一人でやっていることがわかりましたから、
ちょっと遅れて入ったのは私の気づかいだったのですが…
『おいおい、そこでもうテンパッているのかい!?』
というのがつぎの瞬間の私の心の叫び。
カウンター席が6つほど、4人がけのテーブル席が3つと、
そんなに狭くはないだろう店なのですが、
カップル2人に水とメニューを出すだけでうろたえているって、
なんだこりゃ???、水とメニューでバタバタ2往復していましたから。
その間、入り口は音がしているのにこちらはずっとほったらかし。
というより気づいていないし。
いつもならそこで出てきちゃうことも多い私ですが、
空腹には勝てなかったこととメニューに興味ある皿があったので、
黙って待っていましたが、
その後、どのテーブルにつけばいいのかも案内なし。
愛想がないわけではないんだけれど、
そういうことができないみたい。
気をまわしてカウンターに陣取りました。
私のところでも水とメニューと2往復(なんで1回でやらない??)。
渡されたメニューを見ると、
店頭黒板で気になった品もちゃんと書いてありましたが…
『『『限定数3』』』って、なんだこりゃ???
料理名を書いたほうが私が抱いた感覚がわかりやすいのですが、
書いてしまうと店が特定できてしまう可能性が高いので端折ります。
その料理の仕込みに時間がかかるのはわかりますが、
飲食店でやるにはもう少し仕込めると思うんだよね、どう考えても。
客席比率に対して厨房のバカみたいな広さ、
冷蔵庫の大きさを確認したうえでの意見ですが、
その料理が3人前しか作れないってのはどこかすでにおかしい。
それに、だ。
そういう大事なことは店頭に出しておけよっ!!
でもまあ、カップルさんは2人だし、
そちらが両方ともそれを頼んでも、
開店3人目だから私もありつけると思っていたんですよね。
その時はまだ。
その間、カップルに料理の説明をしている際も、
相当なすったもんだの末、私のところにオーダーを取りに来ました。
おそらくその店の一押しであろうその一皿を頼むと…
『もうしわけありません、あのお二方で売り切れました。』ですと。
よほど、お前さんは数を数えられないのかとでかかりましたが、
「じゃあ、いらないよ。」と店を出てしまいました。
他にも言いたい事はありましたが、他のお客さんもいるしね。
厨房の整頓ぶり、調理器具の選び方、そこはかとなく漂う良い匂い。
おそらく腕は悪くないと思います。
でも、納得のできないところで料理は食べられないですからね。
これが、一時過ぎに行って「ない」のなら納得はできますけれどもさ。
それにしても、たった3人の客であそこまでドタバタする店ははじめて。
他人事ではありますが、
経験で補えることとそうでないことがあると思うのですが、
その資質は、経験で補えるのかどうかはなはだ疑問だったことと、
今後、補えるだけの経験をするまで店がもつかどうか、だよね。
な〜んか、採算ベースで計算して大きな店にしすぎた気がします。
そしてなにより、あの料理を7〜8人前は仕込めないと「店」ではないよね。
コメントの投稿
トラックバック
http://mayadh.blog4.fc2.com/tb.php/987-a8333eb8

