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川崎市立日本民家園 @ 小田急線向ケ丘遊園駅徒歩15分

2007 - 12/11 [Tue] - 20:14











またこいつはどこに出没しているのかとお思いでしょうが、
好奇心のためならどこまでも。
現代の、パーツ組み替えだけでできている建築の中にいると、
息がつまるタチですから、
時々、こうした古い民家を見にいくのが大好きなのです。

川崎市立日本民家園は、まさに日本の古民家のテーマパーク。
生田丘陵という絶好の地に、
各地から移築された家々が25も集められ、
日本の家の建築の様式を一気に見ることができます。
そこには、消費生活で忘れかけられた文化のカケラが落ちています。

かつては、養蚕がこの国ではどれだけ重要だったかを物語る、
二階がお蚕さんの居場所になっている農家の建物に、
この国の未来を重ねあわせると、
立ち戻らないといけない原点を見るような気がするのです。

とはいえ、難しいことは抜きに、
雪国の建物と、地元神奈川の建物の大きな違いや、
財力のある家と、ごくふつうの農家の違いなど、
自分なりの視点で楽しめる要素は多いと思います。
ああ、私はこんな家には住めないと思うのも良し。
それはそれで、現代の恩恵にいかにどっぷりと浸っているか、
実感できるというものでしょう。

個人的には、「船越の舞台」という、
三重県から移築された歌舞伎の舞台が秀逸でした。
1857年という幕末前夜に建てられたものですが、
奈落、廻り舞台、スッポン、中吊り簀の子などの仕掛けもあり、
現代の劇場にひけをとらない叡智が満載です。

このような場所が、
わずか500円の入場料で楽しめるのはもうしわけないくらい。
さらに、もう500円足して1,000円払えば、
2回分の入場料で年間パスポートが手にはいる大盤振る舞い。
川崎市立日本民家園、あなどれません。
また、飛騨から移築された民家では、蕎麦が食べられます。
味に関しては、どうということはありませんが、
風情はあるのでいいですよ(ざるそば530円)。

しかしながら、よくも悪くも「生田丘陵」にありますから、
園内の起伏は相当あると覚悟なさったほうがよろしいです。
とくに運動不足の方は要注意。
また、午後になるといきなり寒くなりますから、底冷えにも注意。
つーか、すげー寒いからね。
人によって、色々な使い方がありそうな
日本の民家の遊園地でした。




※川崎市立日本民家園
http://www.city.kawasaki.jp/88/88minka/home/minka.htm

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