| トップページ > 歴史への招待 > 川崎市立日本民家園 @ 小田急線向ケ丘遊園駅徒歩15分 | ||||
川崎市立日本民家園 @ 小田急線向ケ丘遊園駅徒歩15分



またこいつはどこに出没しているのかとお思いでしょうが、
好奇心のためならどこまでも。
現代の、パーツ組み替えだけでできている建築の中にいると、
息がつまるタチですから、
時々、こうした古い民家を見にいくのが大好きなのです。
川崎市立日本民家園は、まさに日本の古民家のテーマパーク。
生田丘陵という絶好の地に、
各地から移築された家々が25も集められ、
日本の家の建築の様式を一気に見ることができます。
そこには、消費生活で忘れかけられた文化のカケラが落ちています。
かつては、養蚕がこの国ではどれだけ重要だったかを物語る、
二階がお蚕さんの居場所になっている農家の建物に、
この国の未来を重ねあわせると、
立ち戻らないといけない原点を見るような気がするのです。
とはいえ、難しいことは抜きに、
雪国の建物と、地元神奈川の建物の大きな違いや、
財力のある家と、ごくふつうの農家の違いなど、
自分なりの視点で楽しめる要素は多いと思います。
ああ、私はこんな家には住めないと思うのも良し。
それはそれで、現代の恩恵にいかにどっぷりと浸っているか、
実感できるというものでしょう。
個人的には、「船越の舞台」という、
三重県から移築された歌舞伎の舞台が秀逸でした。
1857年という幕末前夜に建てられたものですが、
奈落、廻り舞台、スッポン、中吊り簀の子などの仕掛けもあり、
現代の劇場にひけをとらない叡智が満載です。
このような場所が、
わずか500円の入場料で楽しめるのはもうしわけないくらい。
さらに、もう500円足して1,000円払えば、
2回分の入場料で年間パスポートが手にはいる大盤振る舞い。
川崎市立日本民家園、あなどれません。
また、飛騨から移築された民家では、蕎麦が食べられます。
味に関しては、どうということはありませんが、
風情はあるのでいいですよ(ざるそば530円)。
しかしながら、よくも悪くも「生田丘陵」にありますから、
園内の起伏は相当あると覚悟なさったほうがよろしいです。
とくに運動不足の方は要注意。
また、午後になるといきなり寒くなりますから、底冷えにも注意。
つーか、すげー寒いからね。
人によって、色々な使い方がありそうな
日本の民家の遊園地でした。
※川崎市立日本民家園
http://www.city.kawasaki.jp/88/88minka/home/minka.htm
コメントの投稿
トラックバック
http://mayadh.blog4.fc2.com/tb.php/744-3b319de0

