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燃えあがるのはガンダムだけでいいじゃんかというお話
初期のネット世界ではサイトをもつのも一苦労だったけれども、
ブログサービスをはじめとした新しいスタイルがでたことで、
そんなことはもうハードルではなくなりました。
いまや、ネット経由で自分の意見を発信できるのは、
私のような活字の虫にはありがたいことなんだけれど、
その弊害も、ありありと形になってきているんだと思います。
その一つは、文章の理解力の埋めがたい差異。
書き文字によるコミュニケーションに慣れていない人と、
慣れた人のギャップがまずあげられると思うのですが、
いちばん怖いポイントは、
自分が意図した内容と、他者に届く内容がズレがちな文章を書く人。
結局、「そんなつもりではなかった」と言いながらも、
何が問題かわからない人が少なからずいるようです。
言葉に表情をのせるのは、プロでも容易ではないのですから、
一般的に自分で思うよりは、
語気が強くなっていると思っていないとヤケドをします。
こうしたことが、
掲示板やブログの「炎上」を招く一因だと思われます。
mixiなどの閉じたSNSでは他者の目に触れる機会はまだ少なく、
問題も起こりにくいほうですが、
単体のブログやサイトなどの発言は、
新宿駅で集まった人に街頭演説をしているか、
武道館のステージで聞き耳を立てている人に向けて、
発言しているような(あるいはそれ以上の)もの。
そこをわからずに書いている人が、まだまだ多いのではないでしょうか。
著名人だろうと、一般人だろうと、同じくらい、
ネットでは「書いてはいけない」たぐいのことがあるというのを、
キチンと考えていないと、
いつ自分に跳ね返ってくるかわからないということですよね。
とはいえ、有益なことのほうが多いと信じていたいのも事実。
使い方さえ間違えなければ、思わぬ人とも知り合えるのですから。
さて、私は昔、コミュニケーション論などを好んで選択していた、
当時としてはやや変わった学生だったんですが、
それはいまだに変わらず、
ちょっと変わった事象に興味を持っているようです。
ですから、不特定多数の批判的コメントを喰らって、
制御不能に「炎上」するブログの共通性などを見て、
参考になることがないか、個人的によく見回ってはいましたが、
それをとりまとめているということをおおっぴらに事業化したら、
それ自体が問題になる要素が多いよね、やはり。
スパイダーネットワークスは2007年11月20日、
「炎上」の情報を共有するサイト「炎ジョイ」(β版)を開設しました。
炎上をどうしたら防げるかを意図して企画したといいながらも、
炎上した状態のブログやホームページを、
ブックマークして共有できるのはともかく、
共有した炎上サイトにレイヤーを貼って、
ニコニコ動画風にコメントを書き込めるというサービスは、
無責任に炎上を煽るようなサービス内容でした。
その帰結として、
真っ先に「炎上」しなさったのは、自分たちのところだったそうな。
この間、2日間。
掲示板には、2007年11月22日夕方までに合計1000件以上、
開発者ブログにも500件以上の意見がよせられていたといいますが、
名は体を表すということわざを運営会社は知らなかったようです。
これは、「楽しむ」ことじゃあないんだからさ。
ただ、炎上の向こうに見える風景が、
新たな息吹を含んでいるものであることは望みたいなと思うのです。
それにしても、あきらかに某掲示板関係が扇動して、
火をつけられた、いささか可愛そうな炎上もありますが、
そもそも書き手があんまりなもの言いですから、
炎上しても仕方がないと言われるものも多いような気がします。
高校生くらいになると「国語表現」なんて選択授業もありますが、
読書感想文を書かせたり、英語を低学年からやらせるよりは、
「ネット表現」を小学生から必修にすべきだと思うんだけどな〜。
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