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乙女稲荷神社

2007 - 08/25 [Sat] - 20:36

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時の流れはどこかで回廊になっていて、
思わぬところがつながっているのかもしれないと、
感じることがあります。
そして、たまに、
それを見わたすことができる人もいるんだと。
本当はそれは不幸なことなのですが、
人は無責任に偉人と呼ぶのです。

それはともかく、
こうした鳥居の連なりをくぐると、
そのまま違う世界に行っちゃいそうだと、
多くの人が思うということは、
異空間はたしかにそこにあるということですね。

鳥居の数だけ異世界はあり、
本当はくぐるたびに、
違う世界にとばされているのだとしたら、
常に世界は多面的で素敵です。
いつも、何かを自分の力で変えられるのですから。

さて、稲荷と言えばつきものは狐ですが、
こちらの狐さまは、
トンボを飾るのが流行りのようです。
左右の狐とも、頭の上でトンボが休んでおりました。
トンボもきっと、涼しいのでしょう。
境内には3組の狐たちがおわしますが、
この狐さまは昭和8年の作。
若干、狼とか犬系の顔立ちなのは気のせい?

日本の神社の成り立ちは複雑怪奇な側面があり、
明治政府が国教として神道を中心に据えたとき、
神仏分離の過程で様々な「おかしなこと」が起こり、
神社は「より格上の神様」をまつろうとした経緯があります。
いわば神様のブランド信仰みたいなものですが、
その名残りは現代にそのまま直結していて、
多くの神社の「主祭神」はあとづけのものだったりします。

こちらの乙女稲荷神社の主祭神は、
倉稲魂尊(うがのみたまのみこと)となっていますが、
本当にそうなのかは、
調べてみないとわからないことだったりします。
外国人に言ったらあきれられそうと言うより、
確実に理解不能の事ですよね。

ちなみに結構大きな名の通った神社でも、
本当の祭神は「行き倒れて死んだ誰だかわからない爺さん」
なんてこともあるのですから。
この国にいる神様の数は、とても多くて素敵です。

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