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必殺仕事人2007

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時代劇フリークとしては、
やはり外せない作品である「必殺」シリーズ。
様々な作品と、様々なキャラクターが記憶に残され、
個性的な殺し技が画面を彩りましたが、
八丁堀同心、中村主水(藤田まこと)主体の作品の、
その人気の高さゆえに、
シリーズ全体は寿命を縮めたフシがあるかもしれません。

必殺からくり人などの、
非主水シリーズの面白さのほうが、
必殺仕事人以降の中村主水登板作品よりは、
味わい深いものだと私は考えています。
おそらく一般的な評価である視聴率とは、
裏腹なんでしょうが(笑)。

そんな必殺シリーズが作られなくなってから、
かなりひさしいですが、
テレビ画面にこうして復活するのはうれしいことです。
1996年(平成8年)に、
映画版で死んだはずの「中村主水」も一緒なのには、
考えるところもありますけれども。

今回の顔ぶれは、中村主水とせん、りつの一家をのぞいて、
すべてがフレッシュな顔ぶれに刷新されました。
中核の仕事人たちを演じるのはジャニーズ事務所の顔ぶれ。
八丁堀同心・渡辺小五郎(しょうごろう):東山紀之(少年隊)
経師屋の涼次:松岡昌宏(TOKIO)
からくり屋の源太:大倉忠義(関ジャニ∞)
という、40代、30代、20代にアプローチできる鉄壁布陣。

なかでも東山紀之扮する渡辺という同心は、
かつての中村主水をなぞる生き方の御仁。
奉行所のなかでは昼行灯をきめこみながらも、
要所では鋭さを醸し出し、
周りからも一目置かれるという難しい役回りを、
演じきりました。
さすが、といったところでしょうか。
ただし、殺陣が端麗で綺麗すぎるのが、やや玉に傷。

一方、松岡昌宏は本邦初の「毒」で殺す仕事人。
かつて沖雅也が得意としたような怜悧な殺し屋の顔と、
山崎努が演じた豪の者の顔をあわせ持った、
まったく新しいキャラクターを想像していたことに、
驚きを隠せません。
こ、こいつのテレビシリーズ、みたいかも(切実)。
ただし、前身は抜け忍という設定は陳腐だった気はします。
でも、おなじ抜け忍・玉櫛(水川あさみ)とのバカップルぶりは、
もっと見ていたいな~。

物語の中核は非業の死を遂げる薫(原沙知絵)とかかわった、
源太(大倉忠義)が、
エモーショナルなヤマの部分を握っていたのですが、
気持ちの持っていき方が巧い人だなと思いました。
ただ、彼もが仕事人になるあたりの展開が、いま一つ。

今回驚きだったのが、
すべてのキャラクターの物語を裏で取り結ぶことになる、
仕事人の元締め「花御殿のお菊」和久井映見の、
抜群の演技の巧さ。
この人、こんな引き出しもあったのかと衝撃。
ハスッパな中にも凛としたものがある謎の女を好演。
ああ、この顔ぶれでテレビシリーズしてくれないかなぁ。

テレビスペシャルのこの作品単体で評価するなら、
展開にやや盛り込みすぎた点が見られ、
もったいなかった気がします。
個人的には松岡昌宏も大倉忠義もよかったのですが、
どちらか片方だけをもっと掘り下げたほうが効果的だったかと。
演出面ではもう一点。
BGMを使う必要のないところまで、音楽を使い過ぎ。
懐かしいメロディーはうれしいですが、
これではありがた迷惑状態としか言いようがありません。

また、必殺シリーズはじめてのハイビジョン撮影は、
まだ画面に風が吹き渡るまでにはいかなかったようです。
このあたりは、ハイビジョンゆえ寄ればアラが目立つ、
引くと画角が大きく映り込みすぎて、
ロケ地がなくなるというジレンマがあるので、
大変な苦労も背負い込んだなかでの想像だったと思いますが、
さらなるハイビジョン必殺の陰影に酔わせてほしいものです。

個人的な必殺シリーズベスト3は、
助け人走る、必殺仕置屋稼業、必殺III 裏か表か(映画)。
好きなキャラクターベスト3は、
市松(沖雅也)、棺桶の錠(沖雅也)、唐十郎(沖雅也)。
なんだ?、沖雅也が好きなだけじゃんと言われそうですが、
この三者のキャラの違いが好きなのです。
だけど最近になって、念仏の鉄(山崎努)とか、
辻平内(中谷一郎)とか、怪力の破戒僧・印玄(新克利)などの、
破滅的な人物の面白さがわかってきたようです。
最近の時代劇では、
このあたりの人物を描けないことが、どうやら弱点のようです。
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テーマ : 時代劇
ジャンル : テレビ・ラジオ

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    生息地・東京空ノ下
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    チキンライス
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    Sauternes

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    元々はリアル環境に諸事情をかかえていたときに気分転換で匿名ではじめた個人的な日記ブログでした。MAYAというのは中学以来の一部でのニックネームですから、おわかりの人にはすでに誰だかわかっていたはず。もう、実名にしてもよくなったのだけれど、ネットでの交流がはじまっていた方もおり、複雑怪奇なことになりそうだったのでこのブログDARK HEAVENでのハンドルはMAYAで通すことにしました。プロフィールにあるようなよくわからないシュミの性別不詳、年齢不詳の「キャラ」として楽しんでもらえれば幸いです。時々、性別や年齢がわかる発言をしているのは愛嬌ということで。リンクやトラックバックはご自由にどうぞ。拍手は泣いて喜びます。こんなのでよければ仲良くしてね。
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