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餃子ライス @ スヰートポーヅ(神保町)



神保町の古書街の一本裏の道、
すずらん通りにある餃子専門店。
ここは餃子が日本で一般的な食べ物ではなかった、
昭和11年という昔から、
独特の餃子を出しているお店。
もともと満州の大連仕込みの味ですから、
いまの一般的な餃子からすると、
はるかに素朴で淡白なもので、
人によってはもの足りないと評するようですが、
長く通い続ける人がいるということから、
価値を判断したほうがいいでしょう。
具材にはニラやニンニクは入りませんから、
匂いを気にする人にもまずは安心。
(ただし、タマネギ、ショウガは入ります。)
それよりも変わっているのは包み方で、
筒状に具材をくるみ、左右を閉じていないので、
皮の表面に肉汁がまわり、
モチモチでしっとりした焼き上がりになります。
パリパリ、カリカリが好きな人には違和感があるようで、
この点からも味の賛否が分かれるようです。
基本は酢醤油で食べることになりますが、
私はなんにもつけなくてもじゅうぶん美味しいと思います。
ビールが美味しい餃子というよりは、
ごはんが美味しくなる餃子といえば、
わかってもらえるでしょうか。
また、ラー油はおいていなくて、
唐辛子と辛子がおいてあるのも特徴。
この「焼餃子」以外には、
「水餃子」と「天津包子」があり、
どちらも人気がありますが、
ボリュームもあるので今回は断念。
水餃子は、焼餃子とは違い、
肉厚の皮で具を全部包んであります。
天津包子はかわいい肉まんのようなものです。
最近、安価な餃子店では冷凍したものを使っていますが、
こちらではそうしたことはなく、
作りたての味わいを楽しめます。
あたりまえのまっすぐな味を再発見したい人には、ぜひ。
ほんとはごはんがもう少し美味しいといいんだけれど。
それは、言わないことにいたしましょう(笑)。
狭い古い店舗なので、相席必至ですし、
ビールは置いているものの長居は無用のお店ですが、
綺麗に掃除はされていますし、
店員さんもなかなか機敏だと思います。
餃子ライスは、餃子8個、ライス、漬け物で640円。
満足度は高いです。
余談ですが、10代の頃はじめて訪れたときには、
あんまり美味しいとは思えなかったんです、
何かがもの足りなくて…。
それなりの年になったらはじめてわかる、
しみじみとした美味しさの部類なのかもしれませんね。
基本的には女性向きな気がします。
ですが、私は大好きです。
待っていてくれているのかもしれません。
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世界が広がった気がします。