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人生最良みたいな〜!日? 〜葬儀と結婚式が同じ日に?!〜(池袋芸術劇場小ホール2) 5/4 夜公演

2007 - 05/05 [Sat] - 12:56

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このところ舞台を見ることから遠ざかっていたので、
ひさびさの芝居でした。
テレビとも映画とも違う表現は、やはり面白いと思います。
なにより、そこにいる自分たちの波動が俳優を通して、
そのまま見ている者に跳ね返るのですから、
こんな面白いものはありません。

劇団たいしゅう小説家第12回公演の、
「人生最良みたいな〜!日?」
〜葬儀と結婚式が同じ日に?!〜
は、タイトルからもわかる通りに、
ふつうはありえない、
葬儀と結婚式を同時にやろうとすることから生じるコメディー。

まだ、最終日の6日の公演が終っていませんから、
細かいことに触れるのは避けますが、
基本軸は喜劇の中に置きながらも、
本質的なところに考えさせられる部分を秘めたお話でした。
でも、表面的にはハッピーエンドのお芝居ですから、万人向け。

まあ、昔から明るい話のほうが好きなので、
こういったアプローチは大好きなんですが、
感慨と経験で言わせてもらえば、
ふつうの人の結婚式にも悲劇性が垣間見え、
むしろ、葬式で喜劇が見られるような思いがあるのですが、
あまりおおっぴらにはできない意見ではあるようです。

結婚式をひかえる男の父が突然亡くなることで、
常識的にはとりやめるはずの結婚式を、
故人の遺言で、
同時に行うことになったことから連鎖してゆく、
おかしなことの行方に待つものに、
あなたは何を見たのでしょうか。

さりげなく、細心の風俗であるBL系、
萌えなどもとりこみながらも、
昭和40年代前後のネタが散りばめられていたので、
すべてのことがらを楽しめたのは、
30代以降のオトナだけだったのかもしれません。
とりかえしのつかない若さと言う意味でも、ね。
ルノアールのココアの甘さは、
若すぎてはわからないものですから。

どういう芝居だったのかは、
原案・監修が井上敏樹ということで、
おわかりのむきもいるかと。
当然、料理、食事のネタは満載。
まあ、そこいらがツボとも言えるんですが(笑)。
演出は鬼頭理三、脚本は古怒田健志。

そして、私の目当ては、
主人公の昼行灯な若者を演じた松田悟志でしたが、
文字通りの汗だくの熱演を見せてくれました。
一部の某マニアには、主人公の親友に地獄兄弟の徳山秀典、
ヒロインには芳賀優里亜といった配役がたまりませんが、
皆、たいした役者なんだと、あらためてわかった公演でした。

私の極めて個人的な趣味では、
小谷嘉一くんの一生懸命さが報われる日がくるといいなと思います。
ああした、ひたむきな役者さんは好きだったりしますから。
また、本筋の核心部分を握っていた未亡人、
社長夫人の滝沢良子は、
ずっと見ていると高校の同級生にそっくりでした。
しかも、容貌だけでなく役のうえの言動まで(笑)。




※出待ちをして、サインをいただきました。
 松田悟志さん、ありがとうございます。

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