南青山三丁目・四丁目路地裏物語

これまたかなりピンポイントな話題なんですが、
南青山三丁目と四丁目(付近)になじみがある方は一読をお勧めします。
「芸術新潮」11月号の126ページから133ページに、
「南青山裏町さんぽ」という特集記事が。
赤坂生まれで青山に事務所をかまえるイラストレーター安西水丸さんの、
ひっそりとした知られていない青山の探訪記です。
ええと、この特集にある写真の場所…
全部わかるんですけど(笑)。
安西氏の思い入れがある、
裏通りの石段を中心にくまれた特集なんだけど、
この石段、あの石段、
遊んだ記憶がある人もいるんじゃないかと思います。
このあたりは同級生の家がとくに多いところだったからね。
てか、青山の実質は商業地区というよりは住宅街だから。
地元の人間はよく知ってはいると思うけど。
地上げの痕や相続税での物納で、
世を忍ぶ仮の駐車場になっているところも多いけど、
その根底は変わっていないのです。
だから、青山で新規開店したい人は気をつけましょう。
交通量をはかっても、それは客数の指針になりませんから。
地元の人間はバカバカしくてそれほど高価な買い物をしませんし、
この地区で働く若い層には「手が出ませんから」。
青山出店でつまづくケースはほとんどそれ。
あ。また脱線したね。
さらにこの芸術新潮11月号、
新装オープンした根津美術館も特集しています。
根津美術館は私たちの港区立青南小学校の「裏」に位置しますから。
他意はないからね。正門の位置から見たら裏だもん(爆)。
根津美術館もなんかしらの想い出がある人はいるんじゃないかな。
私でさえも小学生の時にしのびこ…(ゴホゴホ、以下自粛。)
メイン特集は、京都千年のタイムカプセル冷泉家のひみつ、で、
青山とはとくに関係ありませんが、
書をやっている方には写真が良いのでお勧め。
1,400円と高めの本なので、
買うかどうかは別にしてながめてみてはいかが?

スポンサーサイト