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MOA美術館 @ 熱海


今回の日帰り熱海行き大作戦は、
伯母の友人Eさんがここ『MOA美術館』に行きたいというのが目的でした。
自分たちだけでは心もとなかったのか、かりだされたわけ。
で、私も美術関係全般きらいじゃないし、
なかなか自分じゃここには行かなかっただろうから、
まあ良かったんですけどもね。
暗に違わず伯母がからむと、やっぱり珍道中ではありましたさ(笑)。
なんでも歩こうとするのは結構なことなんですが、
時間を金で買うというのも時には大事なことではあるんです。
駅から美術館をわざわざひいこら歩いて、
疲れただけでタイムオーバーじゃ、本末転倒でしょうが?
ましてや、今回は伯母の友人がメインでしょう?、まあいいけどさ。
で、MOA美術館。
これはまた、びっくらしましたさ。
美術館の建築のありかたで。
とにかくもう、度肝を抜かれたという感じですかねえ?
入り口からの『エスカレーターの凄まじきまでの長さ』に(爆)。
とにかく熱海という温泉地の立地が、
崖と言ってもいいくらいの斜面になりたっているので、
無理からぬ事ではあるんですが、それにしても衝撃だよ、
このエスカレーター。
入り口から見あげるばかりのエスカレーターがまずあり、
そこを登って行っても、またエスカレーター!
たどりついたドーム形状のホールを越してもエスカレーター、
さらにエスカレーター、またエスカレーター。
い、いつ美術館に着くんじゃいっ!!!!!!!!!!!!
スペースマウンテンの入り口気分で楽しかったのは確かなんだけど。
そんなわけでこの美術館、
展示物よりもエスカレーターの魅力にやられました。
展示物はねえ、とにかく日本の古美術を中心に、
弥生式土器から存命の現代作家のものまでいろいろあるんだけれど、
あまりに分野が多岐過ぎてちょっとどうなんだろう。
なんか特定の満足感は得にくいのかも。
でも、鍋島と美人画はよかったなあ。
そうそう、詳細は忘れちゃったんだけれど、
観音様の絵があまりに可笑しくて。
光背の周囲に十二支の顔があしらわれているんだけれど、
これが現代のマンガ以上にマンガ。羊の顔がチンピラヤクザみたいだ。
その割に辰は驚き過ぎのお顔。
あ、。美術館ロビーから見える眺望は、これは素晴らしいよ。
残念ながらやや曇天で見晴らしが利かなかったのだけれど、
これはかなり価値ある風景が見られると思います。
熱海に行ったなら、絶対に一度は訪れたほうが。。。
他にも能楽堂があって時々イベントがあるようですし、
再現された黄金の茶室があったりもするので、
バラエティーに富んだ美術館ですが、
私はエスカレーターと景色を評価したいと思います(え?、オイオイ)。
ちなみにMOAであって、MOEじゃないから。
MOAというのはMokichi Okada Association の略。
岡田茂吉(故人)という人が集めたコレクションが、
美術館の土台を担っているわけなんですが、
この方の人生もちょっと興味深いものがあるように思います。
岡田茂吉は世界救世教という宗教の教祖なんですけども、
元はあの大弾圧された大本教にいた人。
そして、岡田死後には世界救世教自体も、
世界浄霊会、神慈秀明会、崇教真光など様々な分派を生んでいますから、
(異論ある方はいらっしゃると思いますが、一般的な尺度という意味で。)
宗教界の巨人であったことには間違いないでしょう。
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