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東京都庁舎の存在そのものにまで批判的になるまえに。

東京都 780億かけ都庁舎改修

東京都は10日、築17年を経て老朽化している西新宿の都庁と都議会議事堂について、2018年度までの10年間に総額780億円をかけて空調や給排水などの設備を一新すると発表した。都庁の第1庁舎(48階)、第2庁舎(34階)と都議会議事堂(7階)は計1569億円をかけて1991年3月に完成。延べ床面積は計38万平方メートルで、空調設備1000機、照明器具6万台、エレベーター83機などが設けられている。こうした設備は近年、故障が増えてきたため、都は設備更新の目安とされる20年を迎えるのを前に、工事計画を策定した。外観の改修は行わない。工事は第1、第2庁舎ともに2フロアずつ実施。工事に入る部署は期間中、庁内の空きスペースに移るため、民間ビルなどへの仮移転は行わない。財源には都有地の売却代金などを充てるという。都は設備を省エネ仕様に更新することで、二酸化炭素の排出量を8%程度削減できると試算している。
(読売新聞 - 02月10日 23:13)

東京都は10日、都庁舎(新宿区西新宿)を来年度から10年間にわたって改修する方針を明らかにした。改修費は約780億円に上る見通し。財源は都有財産の売却益や貸し付け収入を充て、「無駄遣いをするつもりはない」(財務局)という。 都によると、91年の開庁から約18年が経過し、空調(約1000台)や照明(約6万台)の故障が増え、更新が必要になっている。省エネ機器に入れ替えることで、二酸化炭素(CO2)の排出量を年間約2400トン削減できるとみている。ほかの都の施設852棟も、8300億円程度の事業費で改築・改修していく方針という。 都庁舎は戦後日本を代表する建築家である丹下健三氏の設計で、1569億円をかけ建設された。48階建ての第1本庁舎、34階建ての第2本庁舎、7階建ての都議会議事堂からなる。都は「100年以上の使用に耐えられる」と説明するが、年間維持費は約40億円に上る。
(毎日新聞 - 02月10日 23:51)




また、これは…
別に石原都知事を弁護するつもりはないんですけれども(笑)、
論拠のない批判意見ばかりが目立ちそうな、
ニュースの取り上げ方だと思っています。
建物は建ててからが実にお金がかかるものなのです。
おそらく、多くの方々にはこの規模の建物のメンテナンスに、
どういうものが必要であるかとか、
その金額の大きさもはかりかねるでしょうから、
しかたないといえばしかたないんだけれど。

小さなマンションでさえ、屋上シーリングのやり直し、
外壁のクラックの補修、外装塗装のやり直し、照明設備の交換、
自動ドアの点検と調整、エレベーター設備の保守点検、
清掃・管理業務一切、防災基準の変化に伴う設備の変更、
年間にならすとかなりの額がかかっているはずなんですよね。
一戸建てに住んじゃうと、ついしなくなるような事もふくめて。

今回の都庁の場合、外装補修の試算は入っていないものの、
空調設備の総入れ替えが入っていますから、
膨大な額がかかるのはいたしかたない面があると思われます。
だって、窓で換気ができない構造上、
人がいる間はこれまでの18年間回転し続けていたわけですから、
ガタがきて当然です。
家で18年前のエアコンを使っている方もいるとは思いますけれど、
同じ18年間でも運転していた時間が違いますから。

それに配管もどんなにていねいに使っても腐食がありますから、
これも補修時。
この補修をしないと、
建物そのものに致命的なダメージを与えかねません。
補修費をケチって、建て直すハメになるほうがよほど無駄遣いです。
空調と配管は人で言えば血管みたいなものですから、
最低でも建築時の総工費の1/3は、
交換する設備の実費として必要になってくるはず。

780億円という総額で驚く前に、
これを補修計画が完了する10年で割れば、年間78億円。
そもそもが、年間の維持費に40億円かかる建物なので、
『とくに驚くべき額』じゃないと思うんだけれどもなあ。
まさか、全館業務を止めて工事するわけにもいかないので、
工事期間はそれなりに長くかかりますし、当然人件費も高くつきます。
ただし、総工事費に関しては妥当なのかの監査は必要だと思いますから、
そこに癒着がないかなどの検証は必要でしょうね。
不透明なものが介在しないようにはしてほしいと、
都民としては願いますけれども、
やっぱり数百億の単位でお金がかかるのは必要なお金だと考えています。

あのシンボリックな都庁舎ができたのは、
鈴木俊一さんが都知事のバブルの頃。
できた当初から、バブルの塔なんて揶揄された面もありますし、
あれが本当に必要だったのか?というの意見も正論だと思います。
でも、現状ではもうあるものとしての最大限の有効利用を考えるべきで、
そう建て直しはできない、このご時勢ですから、
より「長く使う」ことを考えるのが、
2009年の今としての建設的な議論なのではないでしょうか。

都民が思っているよりも、あの都庁舎はシンボリックな存在で、
都民が思っているよりも、重要な観光資源になっているのですから。
東京都としての視点だけでなく、国の表玄関口としても、
大変重要な施設でもあります。
最近、こうしたものに、
盲目的に批判的なことをいうバカなキャスターや、
コメンテイターなんかが多過ぎです。
公共投資事業のすべてが悪という論調は忌避すべきものです。




余談ですけれども、あの都庁舎、
できた当初からあの独特な構造のせいで、
中央部分に著しい雨漏りがしたってのは、
あんまり知られていないのかな(爆)?
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    元々はリアル環境に諸事情をかかえていたときに気分転換で匿名ではじめた個人的な日記ブログでした。MAYAというのは中学以来の一部でのニックネームですから、おわかりの人にはすでに誰だかわかっていたはず。もう、実名にしてもよくなったのだけれど、ネットでの交流がはじまっていた方もおり、複雑怪奇なことになりそうだったのでこのブログDARK HEAVENでのハンドルはMAYAで通すことにしました。プロフィールにあるようなよくわからないシュミの性別不詳、年齢不詳の「キャラ」として楽しんでもらえれば幸いです。時々、性別や年齢がわかる発言をしているのは愛嬌ということで。リンクやトラックバックはご自由にどうぞ。拍手は泣いて喜びます。こんなのでよければ仲良くしてね。
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