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きのうのおべんとう @ 自作

また、食べ物ネタがつづいておりますが、
食欲の秋でござんすからガマンしてね(笑)。
そんなわけでまた食べ物なのですが、
金曜日は居候くんのおべんとうの日。
今回はひらたくいうと「ロースかつべんとう」なんですが、
ふつうのロースかつべんとうは何度か作っているので、やや変化球。
少しだけひねってみました。
もちろん、直球を投げられるからこその変化球ということで。
題してミラノ風カツレツ風チーズロースかつwithケッカソースべんとう。
長っ(笑)。もう少しセンスある命名をしろよって話ですが。
なんでミラノ風カツレツなのかといえば、
朝から大量の油で一枚だけの揚げ物なんてナンセンスですから、
少量の油で揚げ焼きするパネソテーの技法を使う、ミラノ風に。
でも、油はサラダ油だけどね。バターは寒いと白くかたまりますから。
そして通常ミラノ風の衣は小麦粉をつけませんが、そこは日本風に。
べんとうなので冷えてから食べますから、
サクサク感はすでに失われていますので、
ごはんとも相性が良いある程度の厚い衣にしたかったもので。
また、パン粉に粉チーズも混ぜていません。冷えると匂いがクドいので。
そのかわり豚肉にとろけるチーズをはりつけて衣をつけました。
あれ?、結果としてはまったくミラノ風じゃあありませんねえ。
でも、いつものとんかつではないということさえ伝わればいいのです。
だって、とんかつといえば、
ソースじゃばじゃばじゃないと食べられない子ですから、
それだけがとんかつじゃないというのも体感してもらわないとさあ。
そういう意味もふくめてソースには「冷たいトマトソース」を添えました。
ソースという割にプチトマトを細かくしていないのは、
水分が出過ぎてべしゃべしゃにならないようにです。
味つけは塩、こしょう、乾燥バジル、玉ねぎ。
まとめるオイルはオリーブ油がセオリーですが、
冷めたごはんとの相性を考えてサラダ油に変更。
このソースだけは前日に作ってあります。
味が染みないのと、余計な水分を出してしまうために。
こうしたソースの事をなんでケッカソースというかは諸説ありますが、
その一つにはいわゆる隠語的な意味合いがあり、
熱い料理に冷たいソースという「中途半端さ」があげられるようです。
本格的なイタリアンの技法も取り入れつつも、
実は家庭料理の方法論でまとめてありますから、
今回の隠しテーマは「良い意味での中途半端」。
どうもうちの居候の大学生君は鷹揚さがないものですから、
もっと「てげてげ」でもい〜じゃんという願いもこめてみました。
一見、男の子はおおむね好きそうなおかずに見えると思いますが、
プチトマトとバジルは大嫌いなのをあえて知っての仕打ちです。
そのあたりも、好きなものと嫌いなもののカオス空間という、
彼にとっての中途半端さも演出してみました。
いつものように下にはキャベツをしいてありますから、野菜はじゅうぶん。
付け合わせは、こしょうを利かせたチーズスクランブルエッグと、
野菜を練りこんだというマカロニのサラダです。
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