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さしみ盛合せ定食 @ 鮮魚魚力(渋谷)


せっかく外で飯を喰うんだったら、
その場所に根づいているお店で食べたいと思うのが、
基本的には私のポリシー&道楽であったりします。
たまには例外もありますけれどもね(笑)。
ただ東京の都心部の場合、どんどん均一化・画一化が進み、
どこの街も同じ顔になりつつある事に一抹の危惧もあります。
そんな気持ちでいたところで見つけちゃった、
ちょっと面白いお店、鮮魚魚力。
渋谷の商業地区と住宅地区の端境にあるために、
なんとも変わったコンセプトで成り立っているのが興味深いところ。
写真で見る限りでは、どう見ても町のふつうのお魚屋さんでしょ?(笑)
ですが、この魚屋の奥と2階に、
昼は定食屋さん、夜は居酒屋さんになる異空間が待っているのです。
定食の看板なんて控えめだから、うっかり見逃すところでした。
魚屋のショーケースをすり抜けて、
つつつと奥に行くとそこにはカウンター席が。
私は今回はそこで食べましたが、
2階にも席があって夜はそこが居酒屋になるようです。
ちょっと独特の暗黙のルールがあって、
入り口付近にある黒板で自分の食べるものを決め、
その下にぶら下がっている「品名の札」を席に持っていくと、
それがオーダーになり、伝票にもなるという合理的なシステムです。
この札にはもう一つ秘密があり、裏にあたりがついていると、
もう一品、自分の好きな小鉢がつくのです。
これが結構うれしい感じ。写真のしらすおろしはあたった一品(笑)。
毎日いつもある小鉢とその日だけのスペシャルがあるので、
これはたまりません。
もちろん、別料金を払って色々と頼む事もできます。
お昼時はだいたいの目算をつけて各皿をどんどん作ってあるようで、
あっという間に出てくるのも一つのポイント。
作りおきといえばそうなんですが、
キチンと冷蔵され、
そう時間が経っているわけではないので嫌な気はしません。
多い客層はサラリーマンですからそれが必然的なサービスなのでしょう。
ごはんと味噌汁も、おかわり自由の大盤振る舞いがうれしいですね。
ただし、おかわりしたごはんを残したら500円余計に取るそうです。
それは、お米を大事にして欲しいという願いだそうですが、
店側があえてそういうはり紙をせざるを得ないのは、
不心得者が多いという事実でもあるんでしょうね。
魚は、とくに珍しいものが入ってはいませんでしたが、
それだけに味の違いがいっそう引き立ちます。
切り口の迷いのなさも良い感じ。
当たり前のものが当たり前に美味しいって、
こんなにうれしい事はありませんよね。サシミスキーとしましては。
家族経営の良い点が全面に出ているお店で、
このまま長く続いて欲しいと心から思います。
てか創業は明治期だそうなんで、もうじゅうぶん長いんだけれどもさ(爆)。
さしみ盛合せ定食は、1,150円。
破格に安いとは言いませんが、味の違いは納得のいくところ。
でも、どちらかと言えば、その日のお勧めのほうがお得度は高いのかも。
この日は、「あじ塩焼」、「生さけかま」、「あじなめろう」、
「ネギトロ」、「さばやき」などがありました。
もっとほかにもありますが、一番のウリは「さばの味噌煮」らしいので、
さばの味噌煮ラブの人はぜひお試しのほどを。
半分くらいの人が頼んでおりましたから、人気はあるようです。
店もキレイなので、
男性でしたら冒険心のある女の子を誘ってみるのも面白いかと。
この中に店があるミスマッチ感はなかなか味わえませんから。
客層は半分以上は男性ですが、近隣のOLさんたちもいましたし、
女性にも多過ぎず少な過ぎずちょうど良い量だと思われます。
もの足りない人は、おかわりごはんと味噌汁で調整を。
残念ながらランチタイムの営業は当面、平日のみのようなので、
渋谷に用事がある方は、足をのばしてみてはいかがでしょうか?
※鮮魚魚力
http://www.uoriki6709.com/
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