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コードギアス・反逆のルルーシュ

ああ。アニメネタはひさしぶりだにゃあ。
金曜の夜中過ぎにやっているため、
基本的にはふつうの人は知らないだろうアニメ、
コードギアス・反逆のルルーシュ。
昨日の第一部最終回は、
録画に失敗した人多いんだろうね。
はい、私もだよ、どーせ。
いちおう、シリーズは昨晩の23話をもって一旦終了。
夏に総集編ともいえる24話と25話をオンエアしたあと、
どういう形態になるかは不明だけれど、
第二部の製作も決まっています。
だって、あそこで終られたらギザキモチワルスだもんねぇ。
コードギアスは、いわゆるガンダム系の、
リアルロボットアニメの範疇に入りますが、
現在の時代の気分を反映しているのは、
主人公があきらかに「テロリスト」であること。
架空の近未来とはいえ、
日本が欧米に占領統治されたところからはじまっており、
人によっては嫌悪感だらけの作品ではあるかも。
たぶん、政治家や教育委員会の人が見たら、
腰を抜かすだろう描写も満載していますから、
さすがに土曜の6時にはできなかったんだろうねぇ。
日本人虐殺とか、机の角とか、机の角とか、
机の角とか、さ(爆)。
そんな作品ではありますが、
多くのファンを獲得している背景には、
やはり何かが奥底にあるわけで、
魅力的な作品ではあることに間違いありません。
DVDでリリース中ですから、
第一話を抵抗なく見られればハマれると思います。
個人的には、
機動戦士ガンダム閃光のハサウェイが大好きな人なら、
文句なしでお勧め。
デスノートよりもさらに人がいっぱい死にますから、
免疫のない人はご注意を。
帝国にたった一人で反逆する高校生、
「黒の皇子」ルルーシュ・ランペルージに萌えるも良し、
10年前のアニメならこちらが主人公といえる「白の騎士」、
枢木スザクに感情移入するも良し、
見方は人それぞれということで。
これも、ある意味では青春ものなのですから。
かなり物騒な青春ですけれど、10代の潔癖さというのは、
そういうものでもあるんです。
私は、仮面をつけた謎の人物ゼロになった時の福山潤と、
ロイド・アスプルンドの白鳥哲に、3,000点。
それと、後期オープニング「解読不能」の、
聞き取れなさに、さらに倍。
でもね、ランスロットは、
どーしてもニルヴァーシュにしか見えないぞ(笑)。
なお、DVD化される時に、
作画やアフレコが修正された部分があるようですから、
オンエアを見た人もDVDを見る価値がありそうですよ?
(誰に言ってる、誰に!?)
アップルパイ @ 手造りパイ・マミーズ(谷中)

なんと、主力の商品はアップルパイがほとんど。
ほぼ、すべてがアップルパイというお店。
やはり、個人商店では、
できることに限りがありますから、
その割り切り方が大事なこともあると思います。
一応、アップルパイ以外もありますが、
仕込む量は総じて少なめのようです。
店頭にはショーケースが2本あり、
片方の冷蔵ショーケースには焼く前のパイが並んでいます。
それが順次焼かれていき、
焼きたてがもう1本のケースに並んでゆきます。
このケースが「冷蔵」ケースではないのがポイントです。
冷蔵庫に入れられていないアップルパイですから、
パイ生地のサクサク感が損なわれることがありません。
それだけでも楽しみになってきますよね。
こちらのアップルパイはサクサクのパイの中に、
驚くほどの量のカスタードクリームと、
無茶なくらい大きいカタマリのままのリンゴが入るのが特色。
リンゴを細かくしないために、
果物本来の味わいの深さが生きています。
もともとは店主が我流で作りはじめたと聞いていますが、
オリジナリティーあふれるどっしり感は圧巻。
リンゴは長野産のものを毎日直送してもらい、
フレッシュな状態で使っていて、
銘柄はその時々に応じて変えているそうですが、
いまは「フジ」を使用中。
甘みと酸味のバランスのとれた味を楽しむことができます。
私はどちらかというと、
もっとくどいくらいに甘いもののほうが好きなのですが、
こちらのパイは生地のサクサク感を楽しみながら、
いくらでも食べられてしまうような味の組み立て方。
街場のごくふつうの飾り気のない店にあるにしては、
上品な味の極みといえるアップルパイでしょう。
3〜4人の集まりなら、私の買った「中」サイズでじゅうぶん。
これが、945円というのもうれしい誤算。
難点が二つあって、
ホールのケーキをちゃんと切れる包丁の用意がないと、
パイ生地を崩さないで切るのは難しいでしょう。
また、リンゴがバカでかいので、
切り分けられたものをうまく食べるのはけっこう大変(笑)。
まぁ、上手に食べるやりかたをどうするかはともかく、
買ったときに切り分けてくれるようですので、
自信のない方は頼んでしまったほうがいいのかもしれません。
無理にあげた難点はそれくらい。
近くに寄ったならば、
必ず手にしたいアップルパイといえるでしょう。
ラーメン @ 一力(谷中)

ラーメンはカレーとならんで、
もはや国民食の一つになっていますが、
来歴を探れば探るほど、
核心のよくわからない伝播のしかたをしています。
はっきり言えるのは爆発的に広まったのは戦後ということ。
戦時中の大陸との関係性から、
食文化として一般に受け入れやすい土壌が、
できたということなのでしょう。
日本で最古のラーメンは、
江戸時代に水戸光圀も召しあがったとされていますが、
鎖国時代はなかなか進展があるわけがありません。
幕末頃に横浜に伝わったものがルーツという説もありますが、
明治初期に長崎にちゃんぽんが伝わって以降、
明治中期には活発な動きがあり、
函館、横浜といった港町を中心にして、
中華街の出現とともに「南京そば」というものが、
食べられていたようです。
少しはしょりますが、
その後、明治43年に東京に来々軒が開店し、
ラーメン、シュウマイ、ワンタンがポピュラーになり、
各地のご当地ラーメンの文化が花開いていきます。
函館、喜多方、佐野、京都、尾道などは、
大正から昭和初期には、
現在の原型ができていたといっても過言ではありません。
不幸な戦争により中断をはさむことになりますが、
大陸から持ち帰られた調理技法なども加わり、
戦後は一気に店が増えていくことになります。
なお、九州系統のラーメンは昭和10年代から戦後の発祥。
現在の隆盛からは考えられませんが歴史は一番浅いのです。
そしていまや、百花繚乱の感があるラーメン業界です。
いろいろなものがあるのはいいことではあると思いますが、
なんでもありすぎて首をしめている気がしないでもありません。
私はどちらかといえば、
いつでも気軽に食べられる存在であってほしいのです。
そんなわけで時々食べたくなるのが、ここ「一力」のラーメン。
もはや写真を見れば、説明無用の東京ラーメンの王道。
もうかなり老齢の、
ご夫妻と思われる二人が営んでいるお店ですが、
開店から40年の年輪を安心感として感じられます。
なにより、ラーメン1杯500円と昭和値段なのがうれしい。
私がこのような東京風醤油ラーメンを好きなのは、
きっと私が関東人だからなのでしょう。
もし博多の人間だったなら、
長浜ば最高ねと言っていると思いますし、
旭川の人間だったら、やっぱこれっしょと言っているでしょう。
つまりはラーメンとは自分の来歴そのものなのですね。
そして、私がよく言っていることですが、
自分にとって美味しいお店というものは、
そうたくさんあるわけがないのです(笑)。
新しいものを追いかけるのは楽しいことですが、
それで失われるものもあるのだとしたら、
考えないといけないことではないでしょうか?
が い
毎日新聞の26日の記事によると、
山形県では国の法律用語を除いて、
県の公文書、広報紙から「障害」の表記をすべてなくし、
「障がい」に改める条例案を2月定例会に提出し、
可決されたとのこと。
害の文字にはマイナスイメージが強いことから、
表記を改めるべきだという声が多かったため、
人権尊重の観点から表記を改めたそうですが、
なんだか社会的ヒステリーのような気がしてなりません。
個人的には「がい」では何を意味するかがわからないし、
どうも言葉狩りの延長のような印象を受けるんですよね。
もちろん、障害者手帳や障害者窓口という名称を、
皆が堂々と物怖じせずに使えるように、
新しい時代のカタチに合わせて見直そうよという考え方は、
じゅうぶん理解できるので、
他の言い方を考えるための議論には賛成できるけれども、
障害を、障がいになおして得られるものより、
文化として失われるものの方が大きいのではないでしょうか。
法律・法制度上の用語はそのままだと言いますし、
電波障害などの人の状態を表さないものは、
変える必要がないと言っているそうですから、
私には山形県議会が何を論議していたのかが、
さっぱりわかりません。
こうもさっぱりわからないことは久しぶりです。
だいたい、害の字がマイナスイメージというなら、
半端に残した障の字だって差し障りがあるだろうにね。
斎藤弘知事は、
「関係者から直接ご意見を聞く機会があり、
希望に応えたいと考えていた。
趣旨を理解いただき、
ノーマライゼーションの理念のもとで、
これからの生活を快適に過ごしていただきたい」
と語っていますが、
障害を持つ身であるものも、健常であるものも、
垣根なく暮らせる世界を目指している、
ノーマライゼーションの理念って、
そういうところにあるんじゃないと私は思いたいなぁ。
山形県内では、いくつかの市がもう、
「がい」の表記になっているんだそうですが、
全県で採択したのは、もちろんはじめてのケースです。
【妹 系】

アキハバラのメイド喫茶も、
様々な方向性に多様化していますから、
もう私にも何がなんだかわかりません。
前はわかったのかよ?と、
つっこまれそうですが。
まあ、それはさておき、
メイドにはじまり男装も経由して、
通好みのツンデレに至ったキャラ属性趣味も、
最近はヤンデレなんてものがでてきていますから、
もはや追いつこうと思うほうが間違いなのかも。
そういう意味では「お兄ちゃん」と呼びかけられる、
妹系の属性趣味は古典的ではあるのでしょう。
これは、80年代からあるように思います。
くりいむレモンあたりで、
そんな傾向はありましたものね。
そんなわけで、
妹カフェというのも存在しているようですが、
このPOPにはたまげました。
たしかに妹キャラだけど、これは掟破りやんか。
「お兄ちゃんなんか、大っ嫌い!」というセリフも、
言うキャラクターによってはこうも違うか(笑)。
キシリア・ザビに、全ジオン国民の前で言われてもねぇ。
今回は、くどくどと、
このおかしさを説明するのもなんなんで、
わかる人にわかればいいやということにしておきます。
ガンダム者にはわかるでしょうが…。
でもなあ、妹萌え自体が私にはよくわからんとです。
タルトタタン @ A Votre Sante Endo(東銀座)

どうやら一つ前の日記で、
カンのいい人には気づかれたようなのですが、
はい、実はもう一皿デザートを食べてきています。えへへ。
壁に貼ってあったこれの写真を見たら、
どうしても気持ちを抑えきれませんでした。
というわけで、タルトタタン735円。
タルトタタンも、フランスの古典菓子の一つ。
その昔、誰にでも親切な妹カロリーヌ・タタンと、
コルドン・ブルー(料理の達人)である姉ステファニー・タタンの、
レストランを営んでいた姉妹の名とともに、
伝わっている「偶然の産物」。
あろうことかタルト生地を敷くのを忘れてしまい、
中身のリンゴだけを型に入れて焼いてしまったステファニー。
すかさずタルト生地をうえにかぶせてさらに焼き、
天地をひっくりかえして客に出したと言われています。
なかば伝説のように伝わる発祥ですが、
とっさのリカバリーのやりかたに、
真の創造性、総合力はでてくるのですね。
ふつう、そこで生地をかぶせて、
さらに焼くということはできないでしょうから。
この、独特の焼き方のために、
下になっているリンゴの表面に砂糖が集まり、
軽く焦げてキャラメリーゼされた状態になり、
リンゴの酸味と本来の甘み、砂糖の際立った甘さと、
ほろ苦さの四重奏を楽しむことができるのです。
タタン姉妹の死後、そこはホテルとなり、
タルトタタンも作り続けられていましたが、
そこを訪れた美食家がパリで紹介したのをきっかけに、
それをデザートとして出したのが、
あの有名レストラン「マキシム」だったのです。
こうしてフランスのソローニュ地方の、
郷土のお菓子だったタルトタタンはフランス全土に広まり、
いまや世界的なお菓子となっています。
ベーシックな作り方から派生して、
いまや色々なスタイルがあるタルトタタンですが、
時々、それは単にアップルパイだろう?というものがあり、
オリジナリティーというより、
亜流過ぎて原型を留めていないものがありますが、
こちらのタルトタタンは直球に近いもの。
やはり、ほろ苦さをしっかり表現できていないと、
タルトタタンじゃないものね。
タルト生地は別焼で最後に重ねただけですが、
これはこれで、サクサク感あふれて好ましい仕上がりです。
銀座のデパートに入っている「名前だけのケーキ屋」さんには、
もっとしっかりしてもらわないと(笑)。
そんな、味わい深い一皿でした。
なお、タルトタタンは4月までなので、お早めに。
ウフ・ア・ラ・ネージュ @ A Votre Sante Endo(東銀座)

ひとつまえの日記の続きなんですが、
前述のA Votre Sante Endoでは、
ランチのスパゲッティーは各種1,260円、
カレー類が1,050円から1,680円まで。
そして、オムライスが1,260円で提供されています。
どれもドリンクつきですが、プラス105円で小さいサラダ、
プラス315円で大きいサラダをつけられます。
ここは栄養のバランス上では、
サラダをつけた方がいいのでしょうが…
プラス315円で日替わりデザートをつけられるというので、
迷わずつけてしまいました。
思わずではなく、迷わず、ね(笑)。
こちらでは、デザートにも力が入っており、
ティータイム利用にもあきずに通えるくらいに、
種類が充実していますが、
通常は630円で出されているデザートを、
つけられるのですから、これはお得。
ただし、日替わりで種類は選べないのですが、
それが好みのものなら、よりお得度はアップでしょう。
この日はOeuf a la neige(ウフ・ア・ラ・ネージュ)でした。
フランスの古典的なお菓子で、
卵白に砂糖を加え泡立てたものを茹でたあと冷して、
ソースアングレーズや、キャラメルをかけたもの。
フランスで食べると、
頭がおかしいんじゃないかと思うくらい甘いことが多いので、
日本人の口にあわないことがありますが、
ちゃんと加減はしてありました。
料理の後でのちょうどよい爽やかな甘みをわきまえていて、
むしろ、お腹が軽くなるくらいの心地よさ。
キャラメルの苦さが、後口の良さを演出しています。
これは、いい店をみつけたかもしれないなぁ。
参考までに、グランドメニューに書いてあるデザート類は、
かぼちゃのプリン、バナナのパウンドケーキ、
焼チーズケーキ、ガトーショコラ、紅茶のケーキ、
ウフ・ア・ラ・ネージュ、黒ごまのケーキ、
シフォンケーキ、パンナコッタ、ティラミス、
フレンチトースト、
そして4月までの限定ですがタルトタタンまであります。ふふふ。
フルーツカレー @ A Votre Sante Endo(東銀座)

これは衝撃的な出来事なのかもしれません。
あ〜、こりゃ、こりゃ。
あまりの衝撃で脳には電流が走りっぱなしです。
それほどまでに、常識をくつがえす一皿。
A Votre Sante Endoの、フルーツカレー。
あなたにとっては、天使の誘惑か悪魔の囁きか?
と、まあ、おふざけはこのくらいにしておきましょう。
写真をごらんになった方は、
カレーの上に散りばめられた様々なフルーツと、
あまつさえパウダーシュガーとミントの葉に、
くらくらと卒倒しておられると思いますが、
これはよくあるおふざけの色物メニューじゃありません。
実に大真面目にキチンと考えられた一皿。
ベースになっているカレーが、
野菜たっぷりの自然の甘みを感じる味わいで、
これが各フルーツとピタリとマッチするのです。
バナナなどは、精進料理におけるがんもどきのような役割。
肉じゃないのに肉のようなのが、ポイント。
私は実はバナナが嫌いなのですが、これなら好きかも。
また、キウイ、オレンジ、リンゴのコンポート、イチゴ、
レーズンは、その酸味でカレーのふくよかさを広げています。
それというのもカレー自体がしっかりできているからで、
ふと店を見渡せば、実力がそこはかとなく漂ってきます。
A Votre Sante Endoは、カレー専門店ではなく、
ビストロ、トラットリアにあたるお店です。
その豊富なメニューからは、多くの人からの支持を感じます。
だって、かなり広いお店ですが、
昼時とはいえ、あっという間に満席なんですもの。
明太子と木の子のスパゲティー、
サーモンクリームのスパゲティー、エビカレー、オムライス、
そういったものがランチタイムには多くでているようです。
他のテーブルでは、そうした「ふつう」の品が人気。
食べている人の様子を見れば、
店の実力が高いことが伺い知れます。
あれ?、なんで誰もフルーツカレーはた〜の〜ま〜な〜い〜?
う〜ん、美味しいのに。
そう、店は自信のあるメニューのようなんですが、
やはり人を選ぶ料理なのかもしれません。
鴨肉のオレンジソースとか、七面鳥のクランベリーソース…、
サーモンのヨーグルトソース、
そんな傾向の料理が好きな人にはお勧めできますが、
標準的な日本の人は敬遠するのも無理はないかもしれませんね。
ですが、私には大ヒットでした。
今回はじめてだったのですが、
これからの昼ごはんは一生これでもいいと思えるくらい、好き。
そんな出会いでした。
銀座なのでやや値段はよろしく、1,365円。
ただし、ドリンクつきですし、
見かけの割にはしっかりボリュームがありますから、
満足納得のゆく値段だと言えるでしょう。
むしろ少食な人は、
ご飯を減らしてもらったほうがいいくらい。
お店の雰囲気もいいですし、店員さんもよく気がつきます。
1人から5〜6人くらいまで色々な席の用意があるのも、
かなり使い勝手が良さそうです。
夜には、もっと多彩なメニューがあり、
リーズナブルにワイングラスをかたむけられる、
気軽なお店としても覚えておけば便利。
こうした店では珍しく、
夜のおひとりさまも積極的に歓迎しているようです。
歌舞伎座の近くにお越しの際は、考えてもらいたい1軒でした。
フルーツカレーを頼むかどうかは別にしてね(笑)。
1人でできるかな!?
若かろうが老齢だろうが、
健康には自信があったとしても、
肝心なときには利用しないといけないのが医療機関。
しかしながら、この分野も最近おかしくなっているようです。
今日づけの読売新聞の記事によると、驚くべき内容が!
「過半数の看護学校の卒業生で、
注射を一人でできない人が、
8割超す」
日本看護協会の調査で、人工呼吸、心臓マッサージ、
止血などの救急救命措置、注射などを一人でできる卒業生が、
20%未満という看護学校が半分を超えているようです。
事態を重く見た厚生労働省も、
看護教育カリキュラムの、
10年振りの大幅な見直しをするようですが、
おそらくそれでは根本的な対策にはならないでしょう。
もちろん、現場での実習のあり方の改善などは大事ですから、
手をつけるべきところはあるのだと思います。
現状では、事故を恐れるあまりに、
実習では患者に「何もさせない」ことが、
横行しているそうですから。
しかしながら、
原因は医療関係のカリキュラムにあるのではなさそうです。
ここのところ、どの分野でも、
プロフェッショナルのレベルが低下してきています。
一つ一つのことはそれなりにできるのですが、
全体として何をやっているのかが、
理解できない人間が増えてきているように感じています。
これは、物事の理解力と、
観察力が低下していることの現れだと思っています。
ですから、看護学校に入る以前の教育の方が、
実は大事だと思うんですけどねぇ。
新聞記事にも現場の看護部長の意見がありましたが、
「ここ5、6年、シーツ交換など、
これだけはということが
できない人が増えた」
というのは、どう考えても看護学校以前の問題です。
また「ストレッチャーをまっすぐ押せない人が多い」
ということが語っているのは、
明らかに基礎体力が低下していることを意味しています。
この看護学校のレベル低下の問題と同じことは、
間もなくどの分野からも表出することでしょう。
大きな要素として、義務教育からレベルを下げてしまい、
学校教育から競争を過剰に排斥したことと、
無関係ではないのでしょう。
だってね、ナースのお友達も何人かいるんだけども、
みな、個性があるという以前に、「気が強い」んですもの(笑)。
口をそろえて言っているのが、
それくらいじゃなきゃ、現場は通用しないということ。
義務教育の段階から、
自己像を自分で把握する能力をつちかっておかないから、
おかしなことになるんだと思うんだよねぇ。
【ポセイ】
この国ではもともと神様が800万もいらしたらしいですが、
他の国の神様のほうがいまはポピュラーだったり。
なかでも、なぜか海を越えた遠い異国、
ギリシャの神様は有名芸能人のように、
多くの名前を皆があげることができます。
主神ゼウス、太陽神アポロン、アフロディーテ、
ヘルメス、ハーデス…
枚挙したらいとまがないですが、
海神ポセイドンも知名度は高いと思われます。
そして、ポセイドンは、
海を渡った遠いこの地で「丼」になりましたとさ。
めでたしめでたし。
いや、めでたいわけではないが。
とにかく色々なネーミングを考える人がいるわけで、
海鮮丼屋・小樽 ポセイ丼って!?
ただね、こういう字面を見ると、
私のタチでは「ポセイ」ってなんだろうと考えだすんです。
ポセイドンはもちろん理解していますが、
連想するより先にポセイって存在を勝手に作って、
楽しむところがあるわけですね。
それにしても海鮮丼に神様の名前って、大きく出たなー。
いいんだろうかとはチラリと思ってもみたりします。 
ナントカ還元水
私は、日本料理が世界一の料理だなんてことを言う、
料理国粋主義者ではありませんが、
日本料理の特性として、
世界一、「水」を使う料理だとは思っています。
ですから、食生活を営むうえで、
水に注意を払う必要はあるのだと思います。
まあ、それがどこかの大臣のように、
ナントカ還元水である必要はまったくないのですが、
水道局の懸命な努力はあるものの、
マンションの貯水システムや、
老朽化した配管を考えると、
ある程度、浄水器の使用は考える必要がありそうです。
ですが、そこには落とし穴もあって、
漫然と使っているとかえってよくない場合があります。
浄水器の多くにはフィルターの寿命がありますから、
それを越えて使っていると、
汚染されたものがたまっているところをくぐった水を、
際限なく飲むことになるのです。
また、かつては旅をする人に、
水には気をつけてというようなことをいいましたが、
水と風土病とは密接なつながりがありました。
これは、一定成分の水を取り続けることで、
身体にどうしても蓄積する物があるということです。
水があわないという言葉もあるように、
地方ごとの水には性質の違いがあります。
水に神経質になるあまり、
特定の浄水器を使用した水だけを飲み続けたり、
ペットボトルの特定銘柄の水ばかりを飲んでいると、
あまりに均一な成分ばかりが身体を通ることになり、
これと同じことになる恐れがあります。
つまり、人工的な水による現代の風土病といえます。
本来、人にはある程度の自浄作用があります。
あまりに過剰に神経質になると、
かえってそのシステムに影響することもあるのです。
日本人には信じられないような「水」しかなくても、
本来、人は生きていられるのですから。
水道水も、浄水器の水も、雨水も、井戸水も、
うまく並立させて使いこなすことのほうが、
健康には近いように思うのですが、
世間ではそれは少数派なのかもしれません。
でも、ナントカ還元水は、
そんな世間でもうまく並立はしていないようですね(笑)。
たどりついたらいつも雨降り
かつてグループサウンズと呼ばれた、
音楽のカテゴリーがありました。
もっともその当時は、演歌と歌謡曲と、
海外の本物のロックしかない時代。
同じグループサウンズという括りの中でも、
随分色々なものがあった気がします。
音楽のジャンル的にも、そしてバンドのレベルも(笑)。
メジャーどころは、沢田研二のいたザ・タイガースや、
堺正章のいたザ・スパイダース、
そして、萩原健一のいたザ・テンプターズなどでしょうが、
その他の各グループにも、
熱心なファンがついていたものでした。
そのあたりの事情はいまとまったく変わりませんよね。
このグループサウンズムーブメントの中でも、
やってやるぜ!という斜め後方のスタンスにいたのが、
「モップス」だったと思います。
そのモップスのヴォーカルの一人が、鈴木ヒロミツでした。
たんなるコミカルなだけのおっさん俳優ではないのです。
一つの時代の主役にはなれませんでしたが、
存在感はじゅうぶんに見せつけた人物だと思うのです。
鈴木ヒロミツ、
3月14日、肝細胞がんのために死去。享年60歳。
こうしてまた、GSのスターの一人がこの世を去り、
時代は歯車を軋ませてゆくのですね。
モップスのヒット曲「たどりついたらいつも雨降り」は、
名曲の一つと言えましょう。
「いつかはどこかへ 落ち着こうと
心の置き場をさがすだけ
たどりついたら いつも雨降り
そんなことのくり返し
やっとこれでおいらの旅も
終わったのかと思ったら
いつものことではあるけれど
ああ ここもやっぱり どしゃ降りさ」
参照・たどりついたらいつも雨降り(部分)
歌詞・吉田拓郎
歌の世界とは裏腹に、
みなを楽しませてくれた鈴木氏のたどりついたところは、
きっと晴れやかなところだと願っています。
金銀財宝(雪花氷・マンゴの果実とマンゴデザートソース) @ 雪花の郷・秋葉原店(秋葉原)

東京初進出の変わった冷菓、もともとは台湾のデザートのようです。
だいたい、2006年のもう寒い9月なかばに、
いきなり冷たいものだけでの新規オープンは、
やや無謀だと思って見ていたのですが、
なんとか店として回っている感じ。
よほどパイプが太いのかマスコミ露出が尋常でありません。
TVメディアでとりあげられているのを見た方も多いのでは?
さて、基本の形態は練乳アイスを凍らしたようなものを、
かき氷にしただけのシンプルなもので、
トッピング違いで味のバリエーションを楽しむ仕掛け。
きわめてノーマルなものは屋号の『雪花の郷』と呼ばれ、
氷のみでなにもかかっていません。
正直、期待はしていませんでしたが、
これが見事に裏切られました。
キメの細かい氷は、かき氷ともアイスクリームとも違う、
まさに新しい感覚です。
冷たいのに冷たさを感じず、むしろ暖かみさえおぼえるかも。
絵本のなかの雪を頬張っている感じといえば、
わかりやすいでしょうか。
甘さも抑えめなので、多くの人の口にあいそうな予感。
なるほど、これなら味のバリエーションを、
様々な方向性に振れるのでしょう。
ただし潜在的に、ある弱点も感じました。
それは、最善の口あたりをキープできる時間が短いこと。
つまり、早く食べろよ!ってことです。
今回、私が頼んだものは「金銀財宝」500円なり。
マンゴのオリエンタルな感触ともよく合い、
マンゴデザートソースが、
全体をうまくリードしてくれています。
酸味と甘みとミルク的な濃厚さが調和して、
氷だけの状態とはまた違う印象をあたえてくれます。
これが500円なら、すこし得した感じ。
味には大満足と言ってもいいと思います。
問題は店の仕組みのほうかもしれません。
雑居ビル1階の路面店ですが、そこはカウンターのみ。
申し訳ていどの長椅子が店頭にあるのでそこで食べるか、
路上のガードレールに座って食べるか、
2階の客席に行くかということになるのですが、
これが渡された氷をもったままでは行きにくいこと(笑)。
そして、2階席はいかにも雑居ビルの1室というノリ。
学園祭、文化祭の喫茶店を思っていただければ、
わかりやすいと思いますが、
あんまりお店っぽくはない様子といえます。
実をとりたいかたにはかまわないかもしれませんが、
雰囲気もなにもありません。
いま、この『雪花の郷』は秋口以降、
全国的に急速な店舗展開がはじまっています。
おそらく秋葉原店は、
その実験店舗的な意味合いもあるという気がします。
長期的にやることも考えているのでしょうが、
事態によっては、
秋葉原店はいつ畳んでもいいという思惑が見えます。
それでも、美味しいことには間違いありません。
聖地での買い物の合間に、
立ち寄ってみてもいいのではないでしょうか。
とりあえず、お店をやっているうちにね。
そうそう、どういう人選をしたのかわからないけれども、
へたなメイド喫茶より可愛い女の子が多いのも特徴。
さすがアキハバラ…なのか!?
ちなみに店の名前は『雪花の郷』と書いて、
『しぇーほぁのさと』と読みます。
さすがに知らなきゃ読めませんよね〜。
※追記
2007年6月の時点で、2階は別の店になりましたから、
2階席はなくなりました。
隠れた名作、白ヒゲ
機動戦士ガンダム(ファーストガンダム)の長い人気には、
正直驚かされる面があります。
どんなに人気があったアニメ作品も、
それまでのものは続編以降失速していきましたから、
ある意味、アニメ界でも唯一の希有な存在です。
(宇宙戦艦ヤマトや科学忍者隊ガッチャマンの人気が、
どこに行っちゃったのか考えるとわかりやすいかも。)
さて、ガンダムの物語と言えば、
富野由悠季総監督のもとに製作された、
アムロやシャアを核にした、
ひとつづきのお話になっている作品と、
富野氏はタッチしていないけれども、
その一連の話の外伝的な作品群、
そして、富野氏がかかわっていない新しい人たちの作品と、
3つの流れがあると思います。
最初の例が、
機動戦士ガンダムー機動戦士Zガンダムー機動戦士ガンダムZZ、
そして、逆襲のシャアー閃光のハサウェイの流れ。
F91や、Vガンダムもこの流れに入ります。
2番目の例はありすぎですが、
ポケットの中の戦争や、機動戦士ガンダム第08MS小隊、
機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYなんかが該当。
3番目は、いまや平成ガンダムのスタンダード、
SEEDやSEED DESTINYなどがあたると思いますが、
こういった作品への架け橋になった、
新機動戦記ガンダムWは忘れてはいけませんよね。
ですから、ガンダムワールドでは、
話が直接つながるものと、
つながらないものがあるわけなんですが、
そこを強引にとりもった作品が一つだけあったりします。
それが、1999年にオンエアされていた幻の直系ガンダム、
「ターン∀ガンダム」でしょう。
ターン∀(たーんえーと読む)は、富野由悠季総監督のもと、
すべてのガンダム世界を内包するという、
とんでもないオチを世界観に内包した物語で、
視聴率や興行的には不発気味の不遇な作品でした。
ですが、いま見ると新たな発見はたくさんありそうです。
産業革命直後の英国と、
開拓時代のアメリカをミックスしたような舞台で、
世界名作劇場のようなキャラデザインの人物が、
牧歌的な物語と野心ある人間の業を繰り広げる様は、
かなり見応えがあると思います。
9.11以前に、ここまでやったのはある意味先鋭的。
メカ的には、ブレードランナーなどで評価されたデザイナー、
シド・ミードの手になるガンダムがあまりに異色過ぎ、
白ヒゲとか、やかんとか揶揄されていて、
現在でも立体化の人気が薄いところですが、
最近の作品のエウレカセブンや、
コードギアスに結実しているデザインラインを見ると、
あながち間違いじゃなかった気がするんです(笑)。
そんなわけで、不遇のガンダムが満を持して、
DVD-BOXでの登場。
∀ガンダムMEMORIAL BOX 全2巻(初回限定生産)。
すでに単体リリースはされていましたが、
一気に揃えるには、かなり得になったように感じます。
前半のBOX1が4月25日、後半が6月22日のリリース。
値段はそれぞれ31,500円の模様ですが、
実際には合わせて50,000円くらいでなんとかなりそうです。
それにしても、なにからなにまで異色作で、
主題歌が西城秀樹だったのにはかなりブッッ飛びましたっけ。
でも、全50話を通してクオリティーは総じて高く、
主人公、ロラン・セアックを演じた朴路美の、
ひたむきな芝居がその後の活躍を予見しています。
個人的にはグエン・サード・ラインフォードがお気に入り。
ああ、やっぱりという声が聞えそうですが…。
コロッケ @ 自作
うちでは揚げ物は、
出来合いや冷凍物を買ったことがなかったので、
小学生の頃には作り方をマスターしていました。
ただ、うちでは作る分量が異常に多くて、
独立したいまでも、
いまだにその分量で作ることが多かったりします。
約20個分。(これで最低量なんだから)
ポイントはじゃがいもは熱いうちに処理する!、
ということと、
玉ねぎと挽肉を炒めたときに、
濃い下味をつけること。
あとは何回も作って慣れることがいちばんなのかも。
揚げ物はさすがに、
一人暮らしではあまりやらなくなっていますから、
すこし感覚が狂っていたようで、
自分の中指を揚げてしまいました。
油はたしかに怖いところもあるんですが、
覚えておくと応用が利く技法だと思います。
とくにコロッケは、具には火が通っていますから、
揚げ損なってもお腹は壊しませんから、
練習にはもってこいの品目です。
最初は大きめの鍋で多めの油で揚げてみましょう。
そのうちに少なめの油で揚げる方法がわかってきます。
でも、そそっかしいか否かにかかわらず、
鍋の前は離れてはいけません。
また、小さいお子さんがいるところでは、
揚げ物の間は台所に近づいちゃいけないということを、
キチンと教えておくことも大切なことだったりします。
【コロッケ】
材 料
じゃがいも15個、玉ねぎ1個、牛挽肉200g、
塩、こしょう、卵、小麦粉、パン粉、サラダ油
つくりかた
じゃがいもは皮を剥かずに「ふかす」のがベストですが、
皮をむいてゆでるのでもかまいません。
でも、電子レンジでの下処理は避けたほうがいいでしょう。
冷めたときの味わいが損なわれます。
じゃがいもをゆでる間、
牛挽肉と玉ねぎのみじん切りを少量の油で炒め、
塩、こしょうで濃い目に味をつけます。
加熱して柔らかくなったいもを軽くつぶし、
挽肉と玉ねぎとざっくり混ぜ、成形。
小麦粉、卵、パン粉の順に衣をつけて揚げます。
とくに変わったことはしていませんが、
じゃがいもがパサパサ感の強いものの場合は、
隠し味に少しバターを入れるといいと思います。
また、肉の風味が強い場合は、
炒める時点で醤油、ウスターソースなどを加え、
香ばしさに転化させてしまいます。
サディスティック・ミカ・バンド【公開リハーサル】@NHKホール(3月7日)
1972年から75年に活動していた
サディスティック・ミカ・バンドは、
音楽シーンに突然現れた「黒船」でした。
その後のミュージシャンにも様々な影響を与えて、
あっという間に姿を消しましたが、
メンバーの誰もがリーダーパートを取れるバンドでもあり、
音楽性の非常に高いバンドでした。
それはその後の、
メンバーの活躍が物語っているといえるでしょう。
多少のメンバーチェンジはありますが、
中心は、元ザ・フォーク・クルセダーズの加藤和彦。
ある意味、音楽シーンに彼がいなかったらとしたら、
いまの音楽マーケットは、
この国で開花しなかったかもしれません。
そして、ギターの高中正義。
ベースの小原礼、ドラムスの高橋幸宏。
あまりくわしくない人でも、名前くらいはご存知でしょう。
今回、キリンラガービールのCMで、
オリジナルヴォーカルの「加藤ミカ」に負けるとも劣らない、
希有なヴォーカル「木村カエラ」と巡りあえたことで、
2006年10月にアルバム「NARKISSOS」を発表し、
2007年3月8日には(つまり今晩!!、今、まさに!!)、
NHKホールで一夜限りのコンサートが実現。
ああ、今頃は、
後半の盛りあがりに突入しているんだろうなぁと思いつつ、
昨日の出来事を振り返りましょう。
昨晩は、【公開リハーサル】と銘打たれ、
文字通り本番さながらのリハーサルが行われました。
というより、ラフではあっても、
そこで展開されたのはまぎれもなく本番でした。
そこには、古くからのファンと、
音楽業界筋の生粋のファンが多かったように思います。
落ちついた年齢のロックコンサートもいいものですね。
さて、のっけから全力投球でのスタートでしたが、
オリジナルメンバーの加藤、高中、小原、高橋は、
最初の曲だけはアイコンタクトをさかんにとりあっていて、
何かを確認しているようなのが印象的でした。
アルバム「黒船」から昔の曲を何曲かやったあと、
加藤和彦が、「新しい曲もやらなきゃね…」と一言。
その瞬間、舞台上手から登場した大きな蓮の花!!
今回、【公開リハーサル】のチケットには、
【木村カエラは出演しません】と書かれていましたが、
ああ!!、なんということでしょう。
蓮の花の中からはカエラぴょんの登場です。
サディスティック・ミカ・バンドの面々は、
皆、そうそうたる顔ぶれですが、
そんなメンバーにも負けていないのがカエラの歌声。
前々から凄い存在だとは思っていましたが、
ここまで身体の芯から響く声の持ち主だったとは。
はじめてのナマカエラを、
幸運にもこんな形で見られるとは思いませんでした(涙)。
さて、サディスティック・ミカ・バンドは、
高中正義をのぞいて、
それぞれのメンバーがヴォーカルを取れます。
新しいアルバムから、
各自の持ち歌が一通り披露されたあと、高中正義は暴走。
ポパイや、鉄腕アトム、帰って来たヨッパライ、
なんて曲が登場していました。
思わず加藤和彦が高中に、
「気が済んだか?」ともらしていたのは本音?(笑)
これで突っ走るかと思われたところで、
最後には、なんともう一つの隠し球があったのです。
ベースの小原礼と家が近いのが縁で、
今回のアルバムでは曲作りにも参加していた当代の大物、
スペシャルゲスト「奥田民生」の登場です。
まさか、民生まで見られるとは思わなかったので感激!!
アンコールの「タイムマシンにおねがい」は、
奥田民生も参加したスペシャルヴァージョンで行われ、
まったく異なる音楽背景を持つ、
3世代に渡るセッションとして披露され、
ここにサディスティック・ミカ・バンドは、
つぎの30年への架け橋をつなげたのです。
昨日の公開リハーサルはともかくとして、
今日、8日のコンサートの模様は、
WOWOWで5月3日にオンエアの予定が決まっています。
観られる環境にいて興味があるのなら、
今年必見のコンサートの一つになるでしょう。
また、ライブ盤のCD化は5月23日。
秋口にはドキュメンタリー映画の公開もあるようです。
何処へ行こう
あるシンガーがほぼ同時期に発表した曲に、
つぎのような3曲があります。
「走っていこう」
「歩いて帰ろう」
「何処へ行こう」
その当時、
反射的に、オマエはどうしたいんじゃい!(笑)と、
ツッコンだ記憶があるのですが、
人の感性とは時として、
矛盾したものを内包しているのかもしれません。
ですから、周囲の人との問題を抱えたときは、
相反し矛盾するものを抱きながらも、
それをわかったうえで周りとの軋轢を調整しない限り、
真の問題の解決にはならないように思うのです。
ただ、「逃げる」ことも選択肢であっていいんですが、
毎回は使えない手だということです。
さて、「歌手」の場合は、
これだけ矛盾しまくりの歌を歌ってみても、
それだけの表現力の幅があるのねと、
むしろほめられることになるでしょうが、
ふつうの人がふつうの状況で矛盾しまくった言動をすると、
周りのほうがしっちゃかめっちゃかに、
振り回されてしまいます。
「この仕事辞めたいんだよね」
「この仕事辞める気はないよ」
「どうしたらいいんだろう?」
この3つを、同時に表現できうる器用な人間は、
あんまりいないと思いたいところですが、
この3つを同量のボリュームでばらまかれると、
職場は大混乱、大迷惑なことになります。
「辞めたい」と「どうしたら」、
「辞めない」と「どうしたら」は、
私たちも同時に爆発させることをしますが、
「辞めたい」か「辞めない」のどちらかなのかを、
的確にキチンと匂わせられないのは、
コミュニケーション能力に難があると言わざるをえません。
自分自身が職場でオミットされていると感じる要因は、
様々なところに根がありますから、
すべてのことを一概に切り捨てるつもりはありません。
ですが、大きな原因として、
自分の言動のことがあるのではないか?ということは、
最低限、自分自身で振り返ってほしいと思います。
そうでないと、どこに行っても厄介者になるだけだよ。
さて、この歌手の場合、
「何処へ行こう」の作中において、
自問自答しつつも先に進むことを選んでいます。
立ち止まることが必要な時もありますし、
撤退が必要なときもありますが、
それを決められるのは自分だけができること。
そこを、誰かのせいにしちゃあいけないはずだよね。



