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「コトバの暗闇」/ 証券保管振替機構
かつて六本木ヒルズに居を構えていた、
二人の風雲児のおかげで、
株について興味を持つものは多くなったのかもしれませんが、
あいかわらず付け焼き刃で、
火事場にのぞんでいる人も多い気がします。
それはともかくとして、株自体は電子化が推し進められ、
2009年1月を目標に、
紙の株券は廃止される方向に進んでいるようです。
これは、円滑な商取引を優先した結果と言えますが、
長期保有を前提として持った株券の裏面に、
自分の名前が書いてあることの感動はなくなってしまうので、
やや寂しい想いもあります。
さて、オンライン取引をなさっている方は、
すでにご存知だと思いますが、
すべての株券は株式会社証券保管振替機構が一括して預かり、
株券のやりとりは、紙としての実物の受け渡しではなく、
株式会社証券保管振替機構の中にある振替口座で行うように、
処理されるようになってきています。
この株式会社証券保管振替機構の正式な略称というか、
愛称は「ほふり」と呼ばれているんですが、
その由来は保振ということはすぐわかるものの、
誰も異論を出さなかったと考えると、
この国の将来に不安要素が見えるんですよね。
お偉いさんは「ほふる」という日本語は知らなかったのかな?
ほふる=屠るという意味で、
からだを切り裂く、斬り殺す、敵を打ち破る、
食肉を解体処理する、殺すという意味の言葉ですが、
いずれの意味でもあんまりいい意味だとは言えません。
資産としての株券を勝手に屠られないといいんですけどね。
名前の呪縛というのはあるんだと思いますよ。

