はぐれたdinosaurのログ 少しだけチェリーパイ風味

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ジャーナリスト宣言という欺瞞

2006 - 06/24 [Sat] - 13:47

最近言われはじめた話でもないのですが、
過剰な報道それ自体が、
社会不安やつぎの犯罪を生んでいる面はあると思います。
ジャーナリズムは、
それでも事実だからという理由だけで、
書こうとするのかもしれませんが、
報道が毒になっているのは、
書き手に知性や教養はあっても、
品性が欠けていることのほうが多いからではないでしょうか。

最近、朝日新聞が「ジャーナリスト宣言」という、
自社宣伝のキャンペーンを展開していますが、
これに果てなき居心地の悪さを感じてしまいます。

それは、あの村上世彰氏が逮捕前の会見で言った、
「プロ中のプロ」という発言と限りなくダブるのです。
本当のプロは自分のことをプロ中のプロとは言いません。
それは、他者が評して言うことなのです。

朝日新聞のコピーは、
「私たちは信じている、コトバの力を」と述べていますが、
それは、自分たちが書くことで人の心を動かせる、
自分たちが書くことに耳を貸すことが正しい、
そんな傲慢な思想が根底にあるように聞こえます。

そしてまた、ジャーナリストたるべきであるというのは、
報道する側の人間がうちに秘めるもので、
結果として受け手の我々が評するものです。
その点を看板にするということは、
品のないことだと言わざるをえません。

今回は、たまたま朝日新聞の広告が気になっただけで、
この大新聞社を嫌っているということではありません。
私たちがなにかについて考えるとき、
そこにはマスコミからの情報というものが、
大きなウエイトを占めています。
ですが、それを送り出すほうも生身のふつうの人間なのです。
そんな、ふつうの人間が、
多くの人心を動かせると思って書いた情報。
受け手が、そこを意識しない限り、
知らないうちに何かに加担させられることがあるでしょう。
そんなことを危惧しているのです。

名前のもつ重み〜渋谷公会堂

2006 - 06/19 [Mon] - 21:32

名前は、その真実の姿をあらわしているものですが、
目先のことだけにとらわれると、
文化の形を見失うことにつながるかもしれません。

東京都渋谷区は19日、ロックの殿堂・渋谷公会堂に、
企業名などを冠することができる命名権(ネーミングライツ)を
導入することを発表しました。
契約期間は5年で、契約金額は年間5,000万円以上。

つまり、最悪な事態に陥ると、
5年のうちにコロコロ名称がかわりかねないということ。
最近は急速に傾く企業が多いですから、
大手といえど安心できません。

そうでなくても新施設がたくさんできてくる中、
長い目で見ると、
逆に知名度を下げることにはならないでしょうか。

企業名などを冠した命名権が、
売買されるようになったのは2000年前後からのこと。
すでに、味の素スタジアム、日産スタジアム、
フルキャストスタジアム宮城、インボイスSEIBUドーム、
福岡Yahoo!Japanドームなどがありますが、
広告のベースとしては渋谷公会堂とは規模が大きく違います。
万単位の客がきて、
100万単位のテレビ露出があるスタジアムと、
2,000人のキャパシティーのホールとでは、
考え方が同じでいいはずがありません。

日本で命名権が急速にビジネス化したうらには、
赤字の公共施設の管理運営費を、
埋め合わせる手段のひとつとして導入されている部分が
大きいように思えます。
ですが、本当は命名権以前に運営を黒字化するほうが大事。
そのことをおろそかにすると、
長い目での累積赤字はまったく減らないことでしょう。
渋谷公会堂自体は赤字ってことはないでしょうけどね。

この一件でいちばん喜んでいるのは、
地図をだしているメーカーかもしれません。
新しいビルが建って地図が書き変わるのは、
どことなく喜ばしくていいですが、
角の銀行の名前は変わるは、
スタジアムやホールの名前が変わるはでは、
なかなかせわしない世の中だといわざるをえませんよね。

さて、渦中の渋谷公会堂は、
リニューアルオープンする10月1日から、
新名称に変わるそうですけれども、
どこの企業が火中の栗を拾うのやら。
だって、渋公(渋谷公会堂の愛称)は渋公じゃん…。

【日常の狂気】

2006 - 06/18 [Sun] - 02:00

徳島県のとある小学校に対して、
PTA主催の球技大会を中止しないと
子どもたちを殺すとの脅迫文を送ったとして、
この小学校に通う児童の母親が逮捕されたのだそうです。

その脅迫の動機というのが、
「子どもが狙われる事件があちこちで起きているのに、
 球技大会なんかしている場合じゃないと思った…」
とのことでした。

基本的に自分の子どもが心配だったのでしょうが、
この考え方では日常生活に支障が出てくる気がします。
だいいち、自分が子どもたちを怖がらせては、
本末転倒だと思わなかったのでしょうか。
もし、大会が危ないと思うなら、
いちばん簡単な危険回避の方法は、
休ませればいいだけの話なのですから。

この動機の証言が確実なものとの仮定での話になりますが、
最近、目的と手段がちぐはぐになっている事例が、
日常を浸食している気がします。

現世は夢、夜の夢こそまこと。
そこには厳然たる境界線があるはずなのですが、
境界がぼやけるとともに、
自我と他者の接点がぼやけているのが、
現代の病理の一端のようです。




※現時点でのいくつかのニュースからの見解です。
 新しい情報がでた時点で、
 見解が変わることもあると思います。
 その点はご了承ください。
 なんかいろいろと引っかかっているので。

70/107

2006 - 06/16 [Fri] - 00:37

どうも私の友人関係には、
飲食関係に従事している人間の率が、
ふつうより多いみたいです。
べつに飲食の人間の中だけから、
友達探しているわけじゃないんだけれども…。
だいたい私だって飲食業じゃないし(笑)。

それはともかく、
飲食関係者のお友達には、
梅雨の訪れとともに、
怖い季節がやって参りました。
そうです。食中毒の季節の到来です。

この3日、東京新宿のパークハイアット東京では、
披露宴の食事が原因で107人の出席者中70人が、
食中毒の症状を起こしたそうです。
幸いなことに入院するほどひどかった方は、
いらっしゃらなかったそうですが、
ホテルの宴会部は6日間営業停止に…。

これを読んでおられる飲食の皆様は、
とくにお気をつけくださいまし。
もっとも、
食中毒は何もこの時期だけのものではなく、
年中気をつけてもらわないと困るものですし、
家庭でも気をつけないといけないことは、
同じことなんですけどね。

ま、じつは食中毒の話は前振りみたいなものでして、
この披露宴で結婚披露したご夫婦はお気の毒に…。
一生言われるだろうなぁといらぬ心配をしていますが、
本来、人に集まってもらうということは、
大きな責任があるということなんですよね。

そしてまた、食中毒にならなかった37人は、
たまたま嫌いなものを食べずにまのがれただけなのか、
それとも毒素に耐性のある酵素でももっているのか、
いろいろと考えてしまうところです。
行き渡った料理のすべてが汚染されてはいなかったと
考えるのが本来、合理的な物の見方ですが、
そうではないこともふくめて考えてしまうのが、
性分のようですねぇ。

さよなら青木智仁

2006 - 06/14 [Wed] - 23:55

ベーシストの青木智仁(あおきともひと)さんが、
6月12日に急性心不全で亡くなられました。
49歳、ではあまりにも早すぎます。
たぶん、一般的には名前を知られていなかったと思いますが、
ベーシストとしては有名な人であります。
そのベースが奏でた音は、落ちつきながらも燃えていました。

新聞の死亡記事はとてもとても小さなもので、
彼の足跡に関しては、
「ジャズ、フュージョンのスタジオ演奏家として活躍」と、
一行だけのそっけないものでしたが、
実際は様々なアーティストのレコーディングに参加。
彼のことは知らない人のところにも『音』だけは、
いろいろな形に姿を変え確実に届いていたんだと思います。

とくに『角松敏生』のファンなら、
彼の名前は知らないものはいないくらいの存在。
1982年よりほとんどのアルバムに参加、
ツアーにも同行し、角松バンドの不動のベーシストでした。
HATSUKOIのビデオクリップで見せた、
あのふざけた格好(笑)を忘れることはないでしょう。

私の場合、角松敏生の重要な転機であった、
凍結ー解凍を含めた前後の日本武道館のコンサートで、
角松バンドの一員として楽しそうにプレイする
青木さんの姿を忘れられません。
さよならよりも、
ありがとう青木智仁という気持ちで、いまはいっぱいです。
くしくも亡くなった6月12日は、
ご自身の誕生日だったのだそうです…。

【猫アレルギーにならないための猫は猫の夢を見るのか?】

2006 - 06/12 [Mon] - 00:13

National Geographicからのニュースによると、
アメリカ・カリフォルニア州のバイオ企業Allercaが、
猫アレルギーの人でも大丈夫な『猫』を売り出すようで、
注文を受けつけはじめたようです。

猫アレルギーの原因となる、
アレルゲンを産みだす遺伝子配列を調べ、
このアレルゲンFel d 1を作りにくい猫同士を、
かけあわせたのだといいます。

私がひどい猫アレルギーだと気づいたのは、
もう7〜8年前になります。
友人たちと、とある方のお宅を訪れたときのこと。
そちらは家猫がいたのですが、
ついてから20分ほどしたら悲しくもないのに、
涙がポロポロと。

最初は何が起きたのかわからなかったのですが、
どう考えても「アレルギー」的な反応なのはわかり、
消去法で猫だと理解したわけです。

この日以降、
ベランダにくる猫にカリカリ餌をやっていたら、
絶望的にメス猫に弱いことがわかってきました。
ひどい時には喘息の発作が起きる寸前までいたり、
救急車を覚悟したこともあったりします。
それでも猫を可愛がっているのは間が抜けていますが…。

それくらい猫アレルギーはバカにできないものなので、
一面だけをとらえるならありがたいことです。
でも、多くの猫の特質として、
このアレルゲンが生成されるなら、
そこには意味があるのではないでしょうか。
それを無視した品種改良猫は、
猫として弱くないのか?
やや疑問が出てくるように思います。
そして、1匹4,000ドルという価格にもビックリ(笑)。




※出典のニュース
http://news.nationalgeographic.com/news/2006/06/060609-allergies-cats.html

※Allerca
http://www.allerca.com/

Notice

2006 - 06/11 [Sun] - 15:32

ながらく休んでいた期間もありましたが、
再始動をしたいと思います。
つきましては、大きな路線変更を考えておりまして、
いままでとは違う方向に進んで行くと思います。
それでもよろしければ、おつきあいくださいませ。

映画の話をしただけで殺されるとしたら?

2006 - 06/09 [Fri] - 22:28

この前、ちょっと知人と話していたところ、
知人のいうには「映画を見に行く」という行為が、
まるでわからないそうなのです。
最近のコの言い方でいうと、「意味わかんねえし」というわけ。
なんで人は映画を見に行くのかと、
いきなりいわれてもねぇ。

今、宣伝している映画に興味は無いのかと聞いたら、
まるっきり興味はないといいます。
それはそれで嗜好性の問題もありますから、
いいんですが、
過去の映画に遡っても興味はないというのです。

じゃあ、人に誘われたらどうするんだ?とたずねてみると、
それは無条件で行くのだそうです。
映画にはまるで興味がなくて、
むしろ嫌いな分野でも…。
そのあと、それじゃあ話がかみ合わないと思いますが。

その人と、いたいがために映画に行くというのは、
よくわかる話ですが、
誘われたら断るのが失礼だから必ず行くというのは、
なにか本末転倒な気がします。
とくに必ず行かなくちゃいけないといっているところに、
困ったものを感じます。

そもそもそれじゃ、本人が楽しくないだろうし、
そういう無理をしていると、
相手にさとられ誘われなくなるものです。
実際、どうなんだかは知りませんけどね。
だいたい推測はあたっているようではあります。

問題は、この知人の場合、
これだけですまないところなのです。
本人が映画嫌いや、映画に行かないというのは、
個人の生き方の問題でもありますから、
それはそれでけっこうではありますが、
困ったことに映画を見る人に攻撃をしはじめるのです。

例えば、
誰々は映画なんて見ているから仕事ができないとか、
映画を見に行くことだけをさして、
お金を無駄遣いしているかのようにいいふらしたりとか。
映画を見たという話題をだしただけなのに、
そういう態度をとるようになるわけです。

程度問題ってことはたしかにありますから(笑)、
年間1,000本くらい見ている映画オタクには、
私だって一言くらいいいたいときはありますが、
この場合はそんな話じゃないですから、
日常のコミュニケーションに支障がでてきます。

この知人をよくわかっている人は、
妙な攻撃を避けるために、
結局、自分の地をださないようになりますから、
多くの人と疎遠になることになるのです。
そして、本人はますます疎外感をおぼえて、
なおさら他人に攻撃的になることになるわけなんですけどね。

もっとつきつめてみると、
幼少期に映画に連れていってもらったことがないから、
映画に行くという感覚がない…、
そんな話もだしてきたのですが、
この知人の兄弟に裏をとってみると、
そんなことはなくちゃんと連れていかれているといいます。

最近、この知人のような唐突な攻撃性を持った人間を、
テレビで目にしたような気がしますが、
映画の話を楽しそうにしただけで、
逆恨みをする人間もたしかにいるのです。
それは時として殺意につながることもあるかもしれない、
そんな怖い話でした。

【村上ファンドの終焉に動く影】

2006 - 06/05 [Mon] - 21:00

今日の夕刻、
俗にいう「村上ファンド」代表の村上世彰氏が、
東京地検特捜部に逮捕されました。
容疑は証券取引法違反。

インサイダー取引の疑いということになります。
これで、六本木ヒルズに捜査が入る映像を見るのは、
何度目になったのでしょう。
まるでドラマの映像にしか見えない現実感の無さ。

このニュースに関しては、
検察が地道にうごいてきて地固めをしていたというよりは、
ルール無用の若造がやりすぎてしまい、
日本のエスタブリッシュメントを本気にさせてしまった…
そんな風にみています。

阪神本社を星野仙一氏が訪れたときの天罰コメントから、
阪神サイドでは正規ではない事前情報として、
今回の強制捜査を知っていたように感じられるのです。
それはそれで、釈然としないんですけれどもね。

村上氏の手法に問題があったのは、
実は強引な触法スレスレのやり方にあるのではなく、
人心を掌握できなかったことにあるのではないでしょうか。
つきつめると阪神ファンを敵に回したことが、
命取りだったのかも。

そのために、
表舞台から村上世彰という人物を切っても、
世論は受け入れるだろうということを、
日本のエスタブリッシュメントは判断した、
という流れになるのでしょう。

この国には、名前が表に出てこない政商、黒幕が、
まだまだ存在しています。
今回の一件も保守的な既得権益者の動きが、
垣間見えた気がします。
果たしてどちらの闇が深かったのか。
どちらにも関わっている出資者もいるんだよね、きっと。




※エスタブリッシュメント【establishment】
 社会的に確立した制度や体制。
 または、それを代表する支配階級・組織。

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プロフィール

 MAYA

  • Author: MAYA
  • 年齢・性別不詳
    生息地・tokyo
    山羊座O型
    左利き

    肩書:
    美青年発掘隊長

    skill:
    作文・おえかき
    剣術・料理

    love:
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    幕末
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    ペントハウスの夏
    チキンライス
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    銀魂

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