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Canon EOS 40D 私に応える正統。

ひさびさに、カメラのお話です。
実はまだ、デジタル一眼レフ買えていません(笑)。
ことあるごとに借りてなんとかなっちゃっているのが、
ありがたいことではあるんですが、
それで買うのが遅れたというのはあります。
また、結局どうしてもひっかかることがあって、
買えなかったというのが真相です。
ここ一年少しの間で欲しかったといえるカメラは、
NikonのD200とPENTAXのK10Dの2台のみですが、
D200はセンサーダストの対策が根本的に遅れていたこと、
そしてNIkonのフラッグシップ機種なのに、
タイ製であることが疑問でした。
タイの製品を否定するつもりはありませんが、
NikonのフラッグシップモデルならMade in Japanであってほしいのが、
古くからのカメラファンの感情でしょう。
そして、カタログスペック上の性能、値段も、
もうしぶんのなかったのはPENTAXのK10Dでしたが、
少しだけつかわせてもらってわかったのが、
やはりNikonとCanonに比べて動体追従性が弱いこと。
カメラの動作感は生理的なものですから、
この部分が初期で許せないと、あとでどうなるものでもないのです。
(ただし、速く動く人間を撮らないのなら、K10Dはいいカメラです。)
そんなこんなで、実はNikonのD300がでたら、
その時点で今度こそ考えようとは思っていますが、
その前にCanonの中級機種の後継機、40D。
きっちり1年半のローテーションでの登場で、
Canonの余裕が感じられるパワーアップがなされています。
もともと、プロカメラマンもセカンド機で使うクラスのカメラですから、
動作感、動体追従性などは文句のつけようがありません。
すくなくともプロ(セミプロ)のスポーツ場面を撮る予定があるなら、
これくらいのものが欲しいところ。
その動作感覚はまさに快感です。
とはいえ、アウトドア系統や天体写真からカメラに入った私には、
防滴防塵性能はやや不足気味。
前機種の30Dよりは改善されましたが、
NikonのD200やPENTAXのK10Dより劣るように思います。
この部分はスタジオワーク向きのカメラなんだよねぇ。
とくに、致命的なことが一点。
今回、新設された左側底面の拡張システム端子は、
安っぽいプラスチックのキャップがされているだけ。
このキャップが店頭品などでは「脱落」しているケースの多いこと。
(もちろんあらかじめ外してあるケースもあるでしょうが…、
付いているものと付いていないものがあるということは、
脱落してなくなったと推測されます。)
つまり、通常使用でも簡単に脱落する可能性が高いと思われます。
すると、Pin数の多い端子が剥き出しになっちゃいます。
軽い山歩き、雨天撮影の多い人には、
ややデリケートすぎる気がするんですよね。
ことに、そこかしこにカメラを置くクセのある人には、
この部分はかなり深刻な問題になりそうです。
とはいえ、ボディーだけで17万円前後の中級機ですから、
気になるのはそうした些細な問題だけ。
Canonの機種にしては、珍しくグリップも薄めでタイトになり、
キヤノンカメラユーザーの手は、
みんなグローブなみなのかと思っていた悪しき点も改修されていました。
(私の主観ですが、このせいで前機種30Dでは女性と共用は難しい気がします。)
また、演奏会や舞台などの撮影時のために、
静音撮影モードがあるのは私好み。
かなり色々なものを撮りたくなるカメラで、
心が揺らいだのは確かです。
う〜ん。セカンド機を持つ余裕があるなら、
これは欲しいカメラなんだよね。
ただし、フィルム一眼レフを使った経験があるか、
この機種にそれなりのレンズをつけて構えられる腕力があるか、
どちらかが欠けておられる方にはお勧めはできません。
上位機種だからいいわけじゃない局面もありますよね。
※EOS 40D
http://cweb.canon.jp/camera/eosd/40d/
OMシステムの継承、E-410登場

春からのデジタル一眼レフ商戦は、一気に動くようです。
やっと各社がでそろった背景には、
デジタル一眼レフに、
皆の目が向きだしたことがあると思いますが、
製品がやっとフィルムの一眼レフに負けないくらいに、
満足がいく出来になってきたということでもあります。
さて、4月からは初級機からプロユースまで、
様々なランクの商品がアナウンスされていますが、
Nikonの初級機D40XはD80より画素がアップするようで、
下克上的な性能で台風の目になるでしょう。
また、キヤノンEOS-1DマークIIIは満を持しての登場。
ふつうの人には手が出ない50万円クラスですが、
全体のレベルの底上げをしてくれそうです。
旧コニカミノルタを継承したSONYも、
一気にラインを揃えてきますので、
αシステムの使用者にはうれしい悲鳴が続きそうです。
そして、かつては小型軽量で、
一世風靡をしたOLYMPUSからは、
OMシステムのデザインラインを引き継いだ、
世界最小最軽量のE-410が、この4月に登場します。
残念ながらE-410は入門機レベルですから、
中級者にはAFの動作が早くはない(と思われる)ことや、
ピント測距点が3点と今時では少ないこと、
連写機能が秒3コマ止まりと劣ることなどから、
スポーツ撮り中心に使いたい人には不向きです。
しかしながら、厚みのないスリムで軽いボディーですから、
サイド機やファミリーユースにはもってこいです。
ボディーのみの重さですが、375gというのはかなり驚き。
世界最薄はダテではありません。
そのフォルムは昔AF化でこけたために姿を消した、
OLYMPUSのフィルム一眼レフシステム、
OMシリーズに模したデザインラインを、
蘇らせているのが特徴でもあり、
オールドファンを引っ張ってくる効果もあるでしょう。
実際のホールディング感覚は、まさにOMシステムそのものです。
OLYMPUSのデジタル一眼レフのレンズシステムは、
デジタル専用設計のフォーサーズという独自設計で、
サードパーティーのレンズが少ないのがネックの一つですが、
E-410のブレイク次第で、対応が期待できるかもしれません。
また、それ以前にOLYMPUSからも、
続々レンズがロールアウトする予定なので、
古いレンズを何も持っていない人には魅力的な要素です。
すべてのレンズがデジタル一眼レフ設計なのは、強み。
デジタル一眼レフはフィルム一眼レフと比べると、
どうしてもファインダーが小さくなる欠点があるのですが、
E-410では背面液晶をファインダーとして使える、
ライブビュー機能を搭載しています。
背面液晶がファインダーになるのは、
コンパクトカメラでは当たり前の機能ですが、
現行のデジタル一眼レフではまだほとんどが対応してません。
この機能があるために撮影スタイルを増やせることも魅力。
ローアングルや、ハイアングル撮影には便利ですよ。
中級者にはたしかに不満がありますが、
かつてOM-1Nをメインに、OM-2N、OM-10、OM-3、
OM-4と、ほとんどの機種を使ったことがある私には、
魅力を感じるカメラであることは間違いありません。
なかでもストラップの吊り金具が前付きなのがポイント。
わかる人にはわかる、ツボなことだったりするのです。
そこかよ!と言われそうですが、そこなんです。
OLYMPUSはこの後さらに、
この機種より上位で手ぶれ補正機能搭載のE-510と、
ネーチャープロユースのE-1の後継機(E-2?)が予定。
レンズに関しては定評がありますから、
コンパクトさを主眼にしたい人は選択肢に入れてもいい一台。
街歩きに楽々持ち歩ける機種は、そう多くないですもの(笑)。
初期価格はボディのみで9万円前後という予想ですから、
他社競合品とほぼ同じ価格帯と言えるでしょう。
やがて、この一台を手放せなくなる日が訪れる。GX100

今春のコンパクトデジタルカメラでは、
おそらくベストバイなんじゃないかと個人的には思います。
そんな一台、リコーのCaplio GX100。
いま一つ、カメラメーカーとしては地味なリコーですが、
実は老舗中の老舗。
そんな遺伝子が、このカメラにも生きています。
リコーのここしばらくのコンパクトデジタルカメラは、
広角寄りのレンズ構成が最大の魅力でしたが、
このGX100では広角側が24mmになり、
さらにワイド化しています。
旅行が多い人には、さらに雄大な景色を拾えるので、
選択肢の一つに考慮したいポイント。
オプションのレンズを使えば、広角は19mmまでになります。
ですが、GX100最大の特色は着脱式のビューファインダー。
最近のコンパクトデジタルカメラでは、
ファインダーが簡略化されているのがトレンドですが、
直射日光のもとでは液晶モニターはとても見にくいもの。
また、キチンとホールドするために、
ファインダーが欲しい状況もあったりします。
着脱式のファインダーで、
状況に応じた撮影ができるのがカメラ好きにはたまりません。
他にも充電池以外に、単4電池を使えるのが緊急時には便利。
ビジネスユース、旅行時には、
思わぬトラブルがあるものですから、
幅広い選択ができるのは心強い要素です。
なお、単4は2本使用。
オキシライド電池、ニッケル水素電池も使えます。
(単4は補助的要素なので撮影可能枚数は35枚程度になります。)
基本的なカメラとしての仕様は、
Caplioシリーズで定評があるものを継承。
どちらかといえば、まったくの初心者よりは、
中級者から上級者向けの機能が満載されています。
初心者でも、これからキチンと写真に向き合いたい人には、
一眼レフにひけをとらない一台といえるでしょう。
アキハバラなフィギュアマニアな人たちには、
接写が1cmまで寄れるのが魅力。
もちろん、料理ブロガーにもかかせない一台になるでしょう。
4月20日の発売で、8万円前後と価格は高めの予想ですが、
それだけの満足度があるといえる、
もっているのがうれしい、カメラらしいカメラです。
唯一弱点をあげるなら、望遠に価値を見いだす人には、
74mmと弱すぎることくらいでしょうか。


