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冬の星座 -So Do I-

暮れてゆく夜に立ち止まり
気づいたら 冬の星座が瞬く季節
あの日のように たどってみよう
いつだって
大切な想いとつながるはずだから

オリオンを 指で結びながら
夢みることを思いだしてみた
ボクたちはこの空の下 これからも旅の途中

過ぎてゆく時に目をつぶり
気づいたら 無くしてた永遠の季節
あの日のように 笑ってみても
それさえも
何かに縛られた束の間の自由

オリオンを 指でつなぎながら
信じることを思い出してみる
ボクたちはこの空の下 これからも夜と闘う

星が輝けば 迷うことはない
静かでも わずかでも
確かなものを 見つめつづけよう
不確かなこの世界 ポラリスを探して

オリオンを 指で結びながら
夢見ることを思い出してみた
ボクたちはこの空の下 これからも旅の途中

オリオンを 指でつなぎとめて
ふれあうことを思い出してみる
ボクたちはこの時の中 これからの愛の途中



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テーマ : 詩・想
ジャンル : 小説・文学

トライアングル同盟 - ベガ アルタイル デネブの行方



空色が少しかわれば もう夏も終わり
はやくなる一日に 
つきせぬ想いをのせて 夜を駆けてみよう
ベガ アルタイル デネブを結べば
ほら 世界が回りだす
星空の下 叫ぶ ボクたちはみなトライアングル同盟

夏にならかなう願い 終わらないように
すぎてゆく一日に
はてなき魔法をかけて 夜をつないでみよう
ベガ アルタイル デネブを結べば
ほら 世界が動きだす
星空の中 泳ぐ ボクたちはみなトライアングル同盟

みつめあったまま傷つき続ける 透明な三角がボクたちなら
ひっくりかえせば みつかるさ ポラリスの行方
そこから 自由な線描こう

茜空 季節変わっても 指させばいい
覚えてるさ一日を
はてなき魔法をかけて 夜をつないでみよう
ベガ アルタイル デネブを結べば
ほら 世界が歌いだす
星空の上 踊る ボクたちはみなトライアングル同盟



テーマ : 詩・ことば
ジャンル : 小説・文学

エアポート




白く煙るランウェイを駆け抜けて
遠い空に飛んでゆく銀色の翼たち
置き忘れられた記憶のカケラを抱いて

アナウンスの声が
静かに流れてゆくなかで

エアポートは今日も明日へと橋をかける
いつかまた会える二人にも
もう二度と会えぬ二人にも

エアポートはいつも変わらずに虹を渡す
ささやかな夢の行方にも
果たされぬ言葉の終わりにも

そしてボクはあの日のようにゲートを見つめる
やがてキミが少し微笑む

エアポートは今日も明日へと橋をかける
ふたたびが訪れた二人にも
もう二度と訪れぬ二人にも

テーマ : 詩・ポエム
ジャンル : 小説・文学




あなたがどこで桜を見あげようと

その空はボクのいる街へとつづいている

あなたがどこで哀しみにくれようと

優しさがつなぐ手はすべてを忘れさせるだろう

いつかこの日々は過去になる

それでも この日々が明日を築くだろう

ボクが見あげる桜の向こう

あなたが笑う姿に花びらが舞う

いつかこの日々が過去になったとき

そっと見あげれば 桜

テーマ : 自作詩
ジャンル : 小説・文学

さよなら夏の日



僕たちはいつだって間違いをくりかえす
まるであの頃と同じように

それでも手を伸ばそうとする気持ちは変わらない
空に手がとどくように
夢に手がとどくように

やがて雲が近くになってきたころ
また 夏は終わる
夏にさよならした数だけ
僕たちは誰かに大人と言われるようになる

テーマ : 自作詩
ジャンル : 小説・文学

しあわせのかたち



しあわせなんて見えないものだけど

時々ハッキリと目に見えることもあるんだ

でもそれもつかのま

つかんだ途端に姿を消してしまう

それでもボクたちは手をのばすんだ

懲りることもなくひたむきに ひたすらに

テーマ : 詩・想
ジャンル : 小説・文学

風が吹いた跡には…still in love




ターミナルから外れたこの街になら

気にとめられることのない普段着の場所がある

ここで風に吹かれるのは好きだった

足もとの商店街には人が行き交い

高架には赤い電車がすれ違ってゆく

それを何度もくりかえしているうちに

見慣れた街の姿も

女子学生たちの制服姿も変わったけれど

この場所は変わらずに横たわる

忘れてしまった記憶に照らさなくとも

ボクはボクのまま キミはキミのまま

そして 交差しなかった運命を織り続ける

見えるはずのない星座が昼間にも見えるのは

そんな瞬間なんだろう

風が吹いた跡には いつだって哀しみの匂いがしている

テーマ : 自作詩
ジャンル : 小説・文学

発想の原点




すこしばかり家で整理をしていましたら、
小学校6年生のときの図工の課題がでてきました。
紙とセロファンとアルミホイルの「ステンドグラス」。
いま見ると自分でも「なんじゃ、こりゃあ」と思います。
ましてや、提出された先生の方はなおさら…?

いやいや、そうでもないかもしれません。
なにしろ、 港区立青南小学校のわれらが6年1組には、
個性的なクラスメイトが集まりすぎていましたから。
もっとぶっ飛んだ発想の持ち主が、
たくさんいましたものね。

発想といえば、これを作った発想自体は、
いまの自分となんら変わりがないようです。
ステンドグラスといえばキリスト教的なものだから、
その技法ではありえない、
思いっきり対極にあるものを表現しちゃいましょう。
そういうことのようです、6年生の私の考え方も。

そのあたりの反抗的な物作りのスタンスは、
いまでもまったく変わりがないようです。
初期からこの日記におつきあいいただいている皆さんには、
きっとおわかりのことでしょう。

ちなみに私の実家も縁戚も、寺じゃあないですからね(笑)。
むしろ幼稚園は教会の付属で、賛美歌を歌い。
小学校4年までは、
青山教会に日曜礼拝にいっていたクチでございます。

テーマ : 物書きのひとりごと
ジャンル : 小説・文学

PARADISO

原色の世界
明滅する誘惑
立ち止まればモノクロの孤独
ふたつの世界越えるつばさは
ヒトには許されることがない
闇のアンティックドール
夢は消え
声は残る

暗転の世界
相反する快楽
ひろがる時間なら麻薬
ふたつの世界のつながりは
ヒトには切れない
手首のように
闇のアンティックドール
愛は消え
歌は残る

ボクたちはいつも
傷痕とともにある
ボクたちはいつまで
ここにいればいい?
声を聞かせて
闇のアンティックドール

静寂の世界
絶叫すら音楽
つむぎつづける終わらないロンド
ふたつの世界の真実は同じ
ヒトのままならわからない
闇のアンティックドール
キミは消え
ボクは残る

テーマ : 詩・想
ジャンル : 小説・文学

冬の星座

風の冷たさに立ち止まり

気づいたら 冬の星座が瞬く季節

あの日のように またたどってみよう

きっとまた

大事な想いとつながるはずだから

オリオンを 指で結びながら

夢みることを思いだしていた

ボクたちはこの空の下 まだ旅の途中


時が流れることなんて信じていないまま

気づかないボクたちは 無敵の季節をやり過ごした

あの日々はもう 遠い季節に飲みこまれたけれど

夜になればすべてを闇がつつみこみ

わずかに星が輝いて 行く先照らしてくれるでしょう


それだけでいまはまた 歩きだすことができるから

心の中で星座をつなげながら

昼間の迷路も迷わずに進んでいこう

惑っているはずの惑星も 同じところを彷徨うのなら

悩むことなんて すぐに答えが落ちてくる
 
まだ懲りてないボクたちは これからも夢の中

冬の星座こそ 強く輝く

テーマ :
ジャンル : 小説・文学

DAWN CHORUS

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朝焼け と 夕焼け なら

見知った顔ほどよく似ている

だまされちゃいけない

手に持ったコンパスは正確なのかい?

モラルの暴力 ルール違反の正義

使われなかったデイビー・クロケットは

過去の話じゃないんだ

手に持ったコンパスは本当に君のものかい?

目に見えるものは

見させられているなら きっとfakeなんだ

テーマ : 自作詩
ジャンル : 小説・文学

・rain(微熱)

風の色 blueになったなら
もう次のステージへ
季節なら いつもと同じに訪れるはずさ
ただ 待てばいいだけ
心だけ いつも気まぐれ
いつだって ボクが残される
ちょうど雨が降っている rain

街の音 メロウになったなら
もうキミが奏でる dawn
時間なら いつもと同じに終りゆくだけ
ただ 待てばいいのさ
心だけ いつも手オクレ
いつだって ボクは歌っているさ
ちょうど雨が降っている rain

薄暗いビルの壁も
どこまでも広がる草原も
受けとめる想いは同じ
ハナレテユクウシロスガタモ
フリカエルキミノエガオモ
その雨が降りやむときまで

夢の熱 クールにはならないさ
もう記憶のカケラはいらない
静寂なら いつもと同じにはじまってゆく
ただ そっとkissして
心なら いつも真紅に
いつだって ボクは笑っているよ
ちょうど雨が降っている rain

ちょうど雨が降っている rain
その雨が降りやむときまで










※この作品はフィクションです、念のため。

テーマ : 詩・唄・詞
ジャンル : 小説・文学

光の向こうがわ

20050704153900
駆け上がり
先をいそいでも
出口の向こうは
どこかの入口に
つながっている

circle

世界はボクらのために回る
数え切れない痛みを引き換えに
キミにたどりつく前に倒れたなら
そっと眠るだけ

世界はボクらのために祈る
たったひとつの命と引き換えに
キミが平和に生きられるなら
それを糧に戦おう

くりかえすcircle
それでもボクは笑う
それは
ここに立つ者のつとめ
もういちど願いをこめて

ピアニッシモの午後

20050604154204
鍵盤がつなぐのは
記憶の螺旋
忘れられた旋律が
奏でられる日をまっている

失われるものなんて
どこにもありはしない
ただそこで
奏でられる日をまっている

fake

20050519172701
目に映る物が
真実とは限らない
全てはfake
風に刃向かう翼だけが
ホンモノ

夕景

20050509174502
ありふれた日常の
向こうがわには
もっと自由な世界と
もっと不自由な世界が
隣り合っている

スーパーマーケット

なんでも並ぶスーパーマーケット

キミの姿は並んでいない
似ているものなら
みつかるのだけれど

なんでも並ぶスーパーマーケット

ボクのココロは売られていない
記憶のカケラなら
あるのだけれど

もっと探せばみつかるだろうか
店員は無口に笑う
レジスタにゼロを打ちこんで

すべての幻想はここにあり
すべての真実はここにある
誰もがそういうなら
食べかけのドーナツを買って
帰ろう
ここに ボクは いない
なんでも並ぶスーパーマーケット

ないものを知っているから

Tokyo Night

ざわめく光
熱をもったノイズ
くりかえすパターン
欲しいモノが いっぱい
トウキョウ ノ 夜

ガラス越しのシャドウ
エアコン音だけの部屋
カーテンなら いらない
トウキョウ ノ 夜

ビルディングから延びたワイヤー
吊されてるのは嘘つきドール
それでも
ショウはつづく
君への招待状が届くまで

欲しいモノをなくしても
ポケットはいつもいっぱい
時々
ハニカンデミセタ
トウキョウ ノ 夜

テーマ : 自作詩
ジャンル : 小説・文学

未来

20050418054800
ゆるやかな川の流れ
交差する人のつくる道
やがて
電車は速度をあげた

朝桜

20050408060901
桜の散るまえに
決めたココロは
かわらない

風が吹こうとも
たったヒトリになろうとも

SONG

オボエタ言葉と同じだけ
歌えない歌がふえてゆく
ボクはまだ 立ち止まって キミをみてる

懐かしい歌は 歌わない
哀しいなんて ただの感傷だね
キミはまた 鏡の向こうで 笑う

笑えない心の数だけ
ボクは無敵さ
素敵なほどに 夜は長い

いつだって キミを歌おう
言葉など 思い出さなくていい
いつだって キミと笑おう
刹那と永遠のために

NIGHTBIRDS

ありふれた日常は、
数えられる囁きなのか…
夜という樹々にとまるNIGHTBIRDS
ほんとうはもう
誰もそこにいない
いつだってくりかえす他愛ないECHO

そうボクたちは手遅れをくりかえすままに
傷だけは一人前の大人
プロフィール

MAYA

  • Author:MAYA
  • 年齢・性別不詳
    生息地・東京空ノ下
    山羊座O型
    左利き

    skill:
    作文・おえかき
    ・料理

    love:
    南青山
    中川勝彦
    ペントハウスの夏
    ユキンコアキラ
    チキンライス
    崎陽軒のシウマイ
    秋山奈々
    声優
    Sauternes

    dislike:
    B型異性の一部
    かまどうま
    自動改札
    ツナ缶
    マヨネーズ
    シャンパーニュに苺
    鰻重に奈良漬


    元々はリアル環境に諸事情をかかえていたときに気分転換で匿名ではじめた個人的な日記ブログでした。MAYAというのは中学以来の一部でのニックネームですから、おわかりの人にはすでに誰だかわかっていたはず。もう、実名にしてもよくなったのだけれど、ネットでの交流がはじまっていた方もおり、複雑怪奇なことになりそうだったのでこのブログDARK HEAVENでのハンドルはMAYAで通すことにしました。プロフィールにあるようなよくわからないシュミの性別不詳、年齢不詳の「キャラ」として楽しんでもらえれば幸いです。時々、性別や年齢がわかる発言をしているのは愛嬌ということで。リンクやトラックバックはご自由にどうぞ。拍手は泣いて喜びます。こんなのでよければ仲良くしてね。
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